令和3年4月18日【大般若会】のご報告

【大般若会法要・お花まつり】は、4月18日午後1時30分から自元寺本堂にて厳修されました。感染拡大を受け、残念ではございますが本年も規模を縮小し、少数のご寺院・総代さまのみでお勤めをいたしました。法要のご祈祷のみ行い、法話・昼食会・梅花講・御詠歌は本年度も中止致しましたが、滞りなく終了いたしました。

首都圏で3度目の緊急事態宣言も出ようかというこの時期、少人数での開催となったのもやむを得ないとはいえ、やはり皆様とお会いすることができなかったのは寂しく思います。ですが、ご出席下さった総代の皆様、寺院の皆様と共に感染症の終息・皆様の1年がより良きものであるよう心を込めてご祈祷いたしました。ご参席くださった皆様も感染症予防や法要へのご協力、本当にありがとうございました。

祈祷いたしましたお札は、総代様を通し檀家の皆様にお届けしました。もしまだお手元に届いていらっしゃらない場合は自元寺までご一報ください。

【大般若会】と【大施食会】の違いとは

4月に行いました大般若会は、一言でいうと「厄事災難を祓う・開運祈願」の法要で、「今、ここに」生きている皆様の幸せをお祈りいたします。この法要ではお札をご祈祷し、皆様にお渡しいたします。

大般若会の法要で特徴的なのは、「転読」と言われる作法です。「大般若経」と呼ばれる600巻ものお経を、実際に声に出して読むのではなく、パラパラとダイナミックに勢いよく振ります。この作法は読んだことと同じ功徳があると伝えられ、また仏教で大切な「空」の真理も説かれております。複数の僧侶が転読する姿は迫力があります。

秋に行われる「大施食会」と似ていると思われる方も多いそうですが、意味が異なっているのです。大般若会は「今、ここに」生きている人のためにお札をご祈祷します。大施食会は「ご先祖様や全ての精霊のため」にご祈祷し、卒塔婆を建てる善行を積む(追善)という目的の違いがあるのです。

その他、法要は年に数回行われますが、大般若会は今生きている方のため、お盆はご先祖様へ、秋の大施食会は全ての生きとし生けるものへ、春と秋のお彼岸にはご先祖様のご供養とご自身の修行のためと、少しづつ意味合いが異なってきます。

もっと細かな違いがあるのですが、まずはこの「祈る目的」の違いを少し意識するだけでも、法要へむかうお気持ちが変わってくるかもしれません。

詳しく知りたい方はお寺にお立ち寄りの際にでも、ぜひ質問をしてみてください。

誰もが立ち寄りやすいお寺のために~耐震補強工事日記~【1】

構想より6年を経て、自元寺庫裡(くり)の耐震改修工事がスタートしました。
以前よりお寺を皆が安心して集まれる場所にしたいという想いを形にすることができ嬉しく思います。


工事にあたっては檀家総代会より建築部会を立ち上げ、皆様からさまざまなご意見をいただきました。住職の想いと皆様のアイディアや声、さまざまなものが加わり、本当に素晴らしい図面が仕上がりました。ご協力に感謝申し上げます。


甲府市・NOA環境設計所長の「羽村弘氏・祐毅氏」が私たちの想いを設計にして下さいました。両氏は日本の風土気候に合った建築を得意とし、県の建築賞や近年では東北建築賞を受賞され、ますますのご活躍が期待されております。
今後は、建築士、施行会社、大工さん、委員長(建築部会長)、耐震構造設計の専門家・萬田隆先生など、携わっていただいた方のご紹介やコラムを掲載予定です。この工事にかかわってくださる皆様の想いをぜひご覧いただき、背景にも思いをはせていただければと思います。

また庫裡の工事状況を、写真家「砺波周平氏」に撮影していただいております。砺波周平氏は『dancyu』や『暮しの手帖』の表紙撮影、七賢さんのプロモーションビデオ撮影など、幅広くご活躍されています。砺波周平氏は八ヶ岳山麓にお住いで、インスタグラムでも日々の生活を発信なさっています。砺波氏の目を通すと見慣れた北杜市の風景がこんなにも美しく見えるのか!と改めてこの土地の良さを感じられる、素晴らしい写真家です。
そんな砺波周平氏に、庫裡の完成までの過程を撮影していただき、お寺の想い、皆さまの想い、地域への想いを深めていければ幸いです。


東日本大震災から10年を迎えました。「お寺の将来を踏まえた誰もが立ち寄りやすいお寺づくり」のためには安心して集える場所であることが大切だと感じております。震災時、東北地方のあるお寺には避難所ではないのに近隣の人々が身を寄せたそうです。「普段からお寺とのつながりを強く感じられる地域柄であったこと」「人が集まることが多く、そのための設備があった」ことがその理由だったそうです。また避難した人も普段からお寺との付き合いをされていた方々だったため、混乱も少なく自然と支えあいができたといわれています。
この話を耳にした時、地域柄がここ白州と似ていると感じていると感じました。お寺が地域に根差し、皆ごく当たり前のように人生の節目にお寺に訪れてくださいます。地域の皆様がお寺を支え、私たち寺院も地域の一員であると強く感じております。


本堂の耐震工事は、震災の6年前・平成15年に行われました。父である先代住職は「いつか大きな災害が起きるかもしれない、その時に備えなければ。」と考え、体育館などの公的な避難所はもちろん重要ですが、その他にも温かい畳の上で傷ついた人がほっとできるような受け入れ態勢を作りたいという想いがあったそうです。先代住職は震災前に亡くなりましたが、その想いも継いでいきたいと考えております。


現代社会ではお寺の在り方が問われています。自元寺の目指す「おらが寺」の想いに賛同してくださる皆様と共に、より良い姿をつくりあげていきたいと考えております。

参考:大災害では寺院は何ができたのか
http://www.iisr.jp/journal/journal2017/P221-P236.pdf

NOA環境設計様 受賞作品概要
https://www.pref.yamanashi.jp/kenchikujutaku/documents/08th-h9-.pdf 1997年
http://tohoku.aij.or.jp/wp-content/uploads/2019/03/kennchikusyo39.pdf 2019年

砺波周平様
http://tonami-s.com/
ttps://www.instagram.com/tonamishuhei/

【大般若会法要縮小開催】【庫裏(くり)耐震補強工事】【産経新聞記事掲載】

◇大般若会法要 縮小開催のお知らせ◇

令和3年【大般若会法要・お花まつり】は規模を大幅に縮小し、4月18日に実施いたします。新型コロナウイルスの感染状況を鑑み、昨年執り行いました法要と同様に「少数のご寺院・総代さまのみ」でのお勤めとさせていただきます。

春の華やかな法要を楽しみにしてくださる方も多くいらっしゃる中で、今年も縮小開催せざるを得ないことを大変残念に思いますが、皆様の健康と安心をお守りするために決断いたしました。今回の法要をどのように開催するべきか住職も思案しておりましたが、総代会で皆様と意見を交わし、規模縮小をしての開催が最良との結論になりました。ご助言をくださった総代様にも感謝申し上げます。

お花まつりも縮小開催となりますが、ご祈祷後にささやかながらお釈迦さまの生誕を祝うお仏供「仏-き(ホットケーキ)」をお配りいたします。

ホットケーキは町内の檀信徒さまのみとなることをお許しください。

檀家の皆様、地域の皆様がこの一年健やかに過ごせますよう、また新型コロナウイルス感染症の早期終息をお札に記し、心を込めてご祈念いたします。

◇庫裏(くり)の耐震補強工事のお知らせ◇

庫裡の耐震改修工事が2月15日より始まっております。工事が完了するまで参拝なさる皆様や近隣の皆様にご不便をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。工事は本年11月末に終了予定です。2022年春以降に落慶法要と合わせて行事も行う予定です。そのころには新型コロナウイルス感染症が落ち着いていることを祈るとともに、私共も皆様に安心してご参加いただけるよう準備を整えてまいります。

◇産経新聞に掲載されました◇

御朱印巡りの特集記事に自元寺を取り上げていただきました。馬場信春公の「不死身の鬼美濃」伝説や、なぜ曹洞宗のお寺で阿弥陀様をお祀りしているのか、10年前・25歳でお寺を継いだ住職の思いなども盛り込んだ、読み応えのある内容です。ぜひ一度ご覧ください。

https://www.sankei.com/smp/premium/news/210214/prm2102140009-s1.html

今後、5月21日の信春公の命日に向けて、昔懐かしい活版印刷を使った御朱印を授与する予定です。活版印刷はインクの滲みやかすれなどが味わい深い印刷方法です。四季ごとにデザインを変える予定ですので、今まで御朱印を授与された事のある方もぜひ新しい御朱印をご覧ください。

白州はまだまだ寒い日が続きますが、日中は日差しも温かく感じられるようになり梅の花も咲き始めております。次第に近づく春のように、一日も早く皆様と心おきなくお会いできる日が来ることをお祈り申し上げます。

自元寺のご本尊様【阿弥陀如来(あみだにょらい)】の話

今回は、自元寺のご本尊様【阿弥陀如来(あみだにょらい)】についてお話いたします。

本堂にいらしたことのある方はきっとお姿もご覧になっていることでしょう。本堂中央にご本尊である阿弥陀如来、左脇侍に【観音菩薩(かんのんぼさつ)】右脇侍に【勢至菩薩(せいしぼさつ)】がおられます。

実は曹洞宗のご本尊は【釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ)】と定められております。ですが、自元寺でははるか昔に真言宗のお寺であったころからのご本尊様を、今も変わらず大切にお守り申し上げております。宗派と異なるご本尊様がお祀りされていることも、日本の仏教らしい寛容さだなと感じます。お寺巡りがご趣味の方は、宗派とご本尊様の関係を調べてみるとそのお寺の由来など、新しい発見があるかもしれません。

<阿弥陀如来とはどのような仏様なのでしょうか>

阿弥陀如来は「西方極楽浄土」にいらっしゃる仏様です。

西方極楽浄土はいわゆる「極楽」。はるか西の彼方にあり、まったく苦しみのない安楽な理想の世界です。ここは来世に行けるところで、阿弥陀様は現世で悩み苦しむすべての人を救って西方極楽浄土に迎えてくださるといわれています。
本来成仏できるのは人間だけといわれているのですが、阿弥陀様は動物も含めた全ての生きとし生けるものを浄土に導く懐の深い仏様です。

自元寺が地域に開かれたお寺を目指しておりますのも「全ての悩める人や苦しむ人をもれなく救う」阿弥陀様の教えを伝える、草の根運動かもしれないなと感じます。

<お寺参りのご作法も振り返ってみましょう>

お墓参りやお寺の法要などでいらした際も、まずご本尊様に合掌しお参りをしましょう。お寺の中心はご本尊様です。ご先祖様も私たちもご本尊様にお守りいただいております。そして、お参りするときは阿弥陀如来(あみだにょらい)の「真言」を唱えるとされています。

『おん あみりた ていせい からうん』

これは阿弥陀様そのものを表す言葉で「限りない光で闇を照らし(無量光)全ての生きとし生けるものを救う」意味があり、名をお呼びすることで苦しみや迷いから救われると考えられております。阿弥陀如来が広く信仰を集めたのは戦乱・飢饉の時代。明日の命も知れない中で、せめて来世で救われたい切な願いがあったといわれています。

今この時代に生きる私たちは、日々の心の揺れに悩まされる事の方が多いかもしれません。曹洞宗の教えでは、坐禅を行うこと・また日々の生活そのものを修行とし、その積み重ねで浄土を目指すとされています。西方浄土を他に求めるのでは無く「今この時・自分自身」に感じていけるよう、阿弥陀さまに手を合わせたいですね。

どの仏様にも様々なストーリーがあります。もしお寺の由来や仏さまについて詳しく知りたくなりましたら、ぜひ住職にもお声がけください。

参考サイト

https://www.sotozen-net.or.jp/

https://omajinai-navi.jp/amidanyorai-mantra/

katsukikoyasan-shiunji.jp

http://jodoshuzensho.jp/daijiten/index.php/%E9%98%BF%E5%BC%A5%E9%99%80%E4%BB%8F

年頭のお寺参りのご報告 【オンラインテラコヤ】【寺カフェ】のお知らせ

【お寺参りのご報告】

1月15日に、年頭のお寺参りを行いました。

本年も例年と変わらぬ人数の皆様においでいただきました。
感染症予防のため手指の消毒やマスクの着用などお願い致しましたが、皆様に快くご協力いただいたことを感謝申し上げます。
皆様のお元気なお顔を拝見でき、私共も大変嬉しく感じております。

本年はお炬燵でのご接待はできませんでしたが、その分住職が皆さまと共に位牌堂へお参りし、皆様がお参りをされる姿を間近で拝見することができました。

位牌堂は本堂の裏、本尊様の真後ろにございます。ご本尊様へのお参りの後、位牌堂正面にてお焼香、それぞれご当家の霊檀のまえに行かれ、どの方も時間をかけて手を合わせていらっしゃいました。ご家族の出来事をご先祖様に報告されたり、翌日に控えたお孫さんの共通テストの健闘を祈る方もいらっしゃったようです。
ごく自然にご先祖様とのつながりを感じていらっしゃるのだなと感じ、胸が熱くなりました。
曹洞宗では【南無釈迦牟尼仏(なむしゃかにぶつ)】とお唱えします。仏前でそのようになさる方もいらっしゃり、皆さまの信心の深さににあらためて背筋が伸びる思いがいたしました。

首都圏では再び緊急事態宣言が発令し山梨県でも何となく落ち着かない日々が続いていおりますが、一日も早くこの状況が落ち着き、皆様と心安らかに過ごせる日が来ることを願っております。

【オンラインテラコヤ】のお知らせ

お寺での活動はお休み中のみんなのテラコヤ、現在オンラインでの活動を行っております!今年も興味深い講座が目白押しです。冬は寒くて外に出たくないな~そんなときもオンラインなら気軽にご参加いただけます。

少しだけタイトルをご紹介します。

1月
・ヨガのじかん

2月
・小中学生向け 鬼滅トーク
・タイムマネジメント
・ファシリテーション
・森林保全講座(調整中)自元寺の庭を舞台に庭師さんとお話ができます。
・めざせ!子どもおかねマスター 

など。学校では教えてもらえないことを楽しく学べる機会です。ぜひお気軽にご参加ください。こども向けの講座もありますのでお子さんも誘ってみてはいかがでしょうか?

詳しい日程など、詳細はみんなのテラコヤFBページ https://www.facebook.com/ourtemple/ 
をご覧ください。

【寺cafe】のご案内
お寺に立ち寄り、お茶を飲みながら「よりよく生きる」ことを語り合う【寺cafe】。
今春の再開を目指し準備をしております。
昔懐かしい活版印刷のショップカードも作っていただきました。どこか懐かしいのにモダンなデザインでとてもおしゃれです。自元寺FBでご覧いただけます。

https://www.facebook.com/jigenji1570

寺cafeはお休み中ですが、坐禅会・毎朝のお勤めは現在も感染症予防対策を行いながら公開しております。日程等、お気軽にお問い合わせください。

制限が多い今、できることを精一杯楽しみながら取り組む皆様の活動を、自元寺も心から応援しております。

自元寺HP
https://jigen-ji.jp/

開山忌のご報告と年頭のお寺参りのお知らせ【1月15日】

皆様あけましておめでとうございます。
今年はご自宅で静かな年末年始をお過ごしの方も多かった事と存じます。

【開山忌のご報告】
さて、自元寺では、新年の1月5日、「開山忌」を執り行いました。
「開山忌」とは、自元寺を開山された端叟淳的(たんそうじゅんてき)大和尚に対して報恩感謝のご供養をする大切な法要です。端叟淳的大和和尚は1600(慶長5)年の示寂(没年)ですので、今年は422回忌となります。(余談ですが、慶長5年は関ヶ原の戦いが起きた年でもあります。)

当日は、11時から総勢7名の法縁のある寺院の皆様と法要を執り行い、総代の皆様、自元寺の家族が参列致しました。例年であれば、法要後新年のご挨拶と新年会もかねてお斎の席を設けていましたが、本年は中止いたしました。密湯やお茶、お菓子をお供えして丁寧にお拜し、自元寺が今に至っていることのへの感謝と、本年の無事をご祈念申し上げました。今年の法要も恙なく行えたこと、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。

【檀家の皆様へ、お寺参りのお知らせ】
年頭のお寺参りは、1月15日に行います。
自元寺ではお寺参りのお時間を限っておりません。15日は朝から夕方まで檀家の皆様をお迎え出来るよう準備をして参りますので、ご都合の良い時間にお越しください。

本年は「位牌堂のお参り」「ご祈祷札をお配り」するのみとさせていただきますことをご了承下さい。お仏供(お茶菓子)をお持ち帰りいただける支度を致しております。

例年ですと、住職手作り・永平寺仕込みのゴマ豆腐や自元寺に代々伝わる米麹の甘酒などをご用意し、おこたつにてゆっくり住職とお話しいただける支度をしておりましたが、今年はお料理でのおもてなしは中止させていただきます。住職も皆様とゆっくりお話ができる時間が設けられない事を非常に残念に感じておりますが、感染症予防のためにどうかご了承ください。

皆様のお元気なお顔を拝見できることを、楽しみにお待ちしております。

ここ北杜市でも成人式の延期などの報道もあり、本当に例年とは違う年になったのだなと実感させられております。ですが市主導でSNSを使い、少しでも成人式を楽しんでもらえるよう工夫しているそうです。大変な状況の中でも楽しく過ごせるよう工夫する人の力や知恵というのは素晴らしいものだと感じております。

自元寺でも今までと変わらぬつながりも大切にしながら、皆様がちょっと困ったな、辛いなと感じるときも、その心に寄り添うことができるよう、様々に工夫をしていきたいと考えております。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

「シャルマンワイン」白州のワイナリーのご紹介

白州といえば、日本酒蔵・ウイスキー工場などが良く知られています。
実は、ワイナリーもあるのです。

台ケ原宿からほど近いところにある「シャルマンワイン」
シャルマンはフランス語で「かわいい」「愛おしい」という意味があり、皆から愛されるワインづくりを目指しているそうです。

山梨にワイナリーは数多くありますが、シャルマンワインは50年近くの長きにわたり、自社の畑で作られたブドウでのワインづくりをなさっています。なんと苗木を植えるところからワインのラベリングまで自社で行っているそうです。

このように、その土地で取れたブドウをその土地で醸造したワインには、その地域の色が濃く出るといわれています。白州のある甲斐駒ヶ岳周辺は、水はけのよい砂質の土地でワインに適した品種のブドウが良く育つそうです。花崗岩質の土地にはミネラルが豊富に含まれているため、できるブドウもミネラル分の濃い複雑な味わいになるそうです。もちろん水が良いことや、山梨の夏暑く冬寒い寒暖差の大きい気候が糖分の高い良いブドウを作るために最適なことは言うまでもありません。

このように土地に恵まれ、水に恵まれ、気候に恵まれ、それだけではなく「人に恵まれて」いることも特徴ではないかなと思っております。

白州にあるシャルマンさんのブドウ畑には毎日のように手入れをする方がいらっしゃいます。土づくり、ブドウ育成、収穫、ワインづくりと一年を通じて丹念に手入れをされているのを目の当たりにし、本当に良いワインを作るのには手かかるのだとわかります。
醸造まで気の遠くなるような時間と手間をかけ、おいしいワインが出来上がるのですね。
私たち白州人にとって、シャルマンの名前の通り「愛おしい」とても親しみのあるワインです。

シャルマンワインでは、工場見学や試飲も可能だそうです。小さなワイナリーですのでアットホームな雰囲気を楽しんでいただくのがおすすめです。広大なブドウ畑の中の小さなワイナリー、ロケーションもとても素敵です。

旅行で直接訪れることが難しい現在、通信販売も受け付けているそうです。白州ファンの方、この年末年始に白州のことを思い出しながらおいしいワインを召し上がってみてはいかがでしょうか。

https://www.charmant-wine.com/

白州にははそれほど広くない範囲にワイナリー・日本酒蔵・ウイスキー工場が集まっております。こんな場所は全国を探してもそうそうないのでは?お酒好きにはたまらない地域です。

本堂での葬儀「寺院葬」も行っております

人生の中でも大きな意味をもつ葬儀。

「寺院葬」という選択肢があることをご存じですか?

「寺院葬」とは、葬祭専用のホールではなく、菩提寺の本堂で通夜や葬儀を行うことです。自元寺では「寺院葬」を行うことができます。

菩提寺で葬儀を行う最大のメリットは

「格調高く、荘厳な雰囲気の中で葬儀を行える」

ことです。もともと本堂は祈りの場として作られておりますので、長い歴史を感じる本堂の厳かな雰囲気の中で、ご本尊様に見守られながら故人をお送りできます。菩提寺には代々のご先祖様も祀られておりますので、ご先祖様から連綿と続くつながりもより強く感じていただけることと思います。
実際に寺院葬を選ばれた喪主様やご親族様方からも「心を落ち着けることができ、本堂での葬儀は想像以上に良かった。」とのご感想をいただいております。

もちろん葬祭専用ホールでの葬儀にも良い点はあります。たくさんの方が参列される場合や、遠方からいらっしゃる参列者が多い場合、駐車場が広いことやアクセスがしやすい場所にあることも大事になってくることでしょう。葬儀と同時に会食なども行うときは、サービスの良さも大切とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。

ですが葬儀で本当に心に残るのは、サービスの良さや駐車場の広さではなく「大切な故人を、最大限尊重して送ることができた」という想いではないかと感じております。荘厳な雰囲気の中で執り行う菩提寺での葬儀では、それをかなえられるのではないでしょうか。


また、寺院葬では葬儀後ホールから菩提寺までの移動をしなくて良いこともメリットです。昨今の社会情勢を踏まえますと、お年を召したご親族がいたり持病をお持ちだったりなどの理由で「葬儀には出席したいけれどできるだけ移動や他人との接触を減らしたい」とお考えの方もいらっしゃることでしょう。そのような方にも良い選択肢となるのではないでしょうか。

15~20年前くらいまではお寺や自宅でお葬式をするのがごく普通でした。それがホール葬に替わり、最近再び寺院葬が注目されてきているのです。これはサービスとしての満足度の高い葬儀ではなく、本来の見送りの形が良いと考える人も増えてきているのかもしれないな…と感じております。

菩提寺での「寺院葬」をぜひ葬儀の選択肢の一つとして、お心にとどめてください。

自元寺では指定の業者はありませんが、業者によって予算や内容も広く異なります。場合によってはホール葬や自宅での施行をおすすめすることもございます。葬儀の詳しい流れなどについても、お気軽にご相談ください。

住職一押しのお店をご紹介します!知る人ぞ知る『ひさの食堂』

本日は地元のおいしいお店をご紹介いたします。

お店ができてからなんと60年!半世紀以上にわたり、白州に住む老若男女の胃袋をつかんで離さない「ひさの食堂」です。

住職も幼いころから「ひさの食堂」の味に慣れ親しんでおります。
自元寺から徒歩約5分、まさに第二の台所と言っても差し支えないかもしれません。

友人をここに初めて連れて行くと、古びた佇まいに「ここ、本当に入るの?」と一瞬迷います。店内も昭和の民家そのままの雰囲気ですので、圧倒されてしまうようです。

ですが、出された料理を食べると皆にっこりします。何を食べてもおいしい!必ずつけてくれる自家製の漬物を食べてまたにっこり、みそ汁や小鉢を食べてまたにっこり、次に遊びに来た時には「ひさの食堂行こうよ」と言います。

また行きたくなる店、また食べたくなる店「ひさの食堂」はそんなお店です。

住職のおすすめは!「自家製餃子」「煮かつ」です。どちらもこってりメニューですが、タレと卵がよくからんだカツを一切れ食べては、おいしい漬物とたっぷりの冷ややっこで口の中をさっぱりさせて、次は餃子をパクリ。寒い日も、暑い夏でもどんどん箸が進みます。あーおいしかった!と毎回大満足で、明日への気力がわいてきます。住職の友人も、煮カツがお気に入りだそうです。

また、「ひさの食堂」には冬限定のメニューがあります。
それは「ぼたん鍋」!!イノシシ肉の鍋です。
事前の予約が必要ですが、ぜひ試してほしい一品です。イノシシは冬になると体に脂肪をため込みます。イノシシの脂は豚肉よりもくどく感じないので脂身が厚く見えても胃にもたれず、脂のうま味を堪能できますよ。これから寒くなりますので、よりおいしくいただけます。季節のものですので、くれぐれも予約をお忘れなく!

白州といえば、全国でも名高い観光地です。おしゃれなオーガニックカフェや、素敵なパン屋、有名なこだわりのかき氷で特別な時間を過ごしたい方もいらっしゃることでしょう。素敵なお店で過ごす非日常も楽しいものですが、白州の地を愛するあなたにぜひ一度は「ひさの食堂」を訪れてほしい!白州のみんなの食堂です。

「ひさの食堂」は20号沿いとアクセスも良く、目印は玄関の黄色い三角屋根と、駐車場にたくさん停まる地元ナンバーの車です。

https://tabelog.com/yamanashi/A1902/A190201/19002974/

【11月・12月】坐禅会、古式ヨーガ、茶道教室のお知らせ

11月、12月のイベントは、坐禅会・古式ヨーガ・茶道教室を開催いたします。
日程の記載のないイベントは、講師と日程を調整中ですので、追ってHPに掲載いたします。

【坐禅会】※予約不要
場所:自元寺本堂
日程:11月7日㈯、22日㈰、12月5日㈯、13日㈰

朝6時開始 → 30分ほどの坐禅 → 朝のお勤め(読経) → 小食(お粥の朝食)
→ 8時終了 (途中参加、退出も可能です)

参加費無料、持ち物不要です。動きやすい服装でお越しください。
初めての方は事前に連絡を頂きますとスムーズにご案内できます。

坐禅会がない日も、朝のお勤めを皆様に開放しております。
住職が不在の日もごさいますので、お問い合わせいただきご参加ください。解散後、Templemorning(おそうじ)の時間もございます。こちらもご自由にご参加いただけます。朝のお勤めは、毎朝6時より止静(しじょう・坐禅のはじまり)です。

【古式ヨーガ講座】※予約不要
場所:自元寺本堂
日程:11月13日㈮、27日㈮、12月4日㈮、18日㈮
※12月は第1、3金曜日となります。
午前の部:午前10時から、1時間半前後
夜の部: 午後7時半から、1時間半前後(コロナ禍により現在はお休みしています)

午前・夜の部いずれも参加費無料。動きやすい服装でお越しください
持ち物:ヨガマットか大きめのバスタオル

古式ヨーガは無理なポーズが少なく、初心者の方も体力に自信のない方も楽しんでいただけます。どなたもお気軽にご参加ください。

【茶道教室】※前日までに予約
お寺で肩ひじ張らずに、茶道に接してみませんか。

場所:自元寺客殿・三宝閣
日程:12月11日㈮、11月はお休みです。
13時半から2時間程度

茶禅一味。禅と茶道はとても密接なものです。

参加費 2,000円(講師謝礼・お茶・和菓子代込)当日現金にてお支払ください。
服装は自由です。白足袋か白靴下をご持参ください。足の悪い方はイスでもご参加いただけます。

講師  大澤由美子先生(表千家教授・北杜市・公案寺寺族)

時節柄、急な中止等もございます。
自元寺からは中止の連絡等は差し上げませんので、ご参加の前日にホームページやFacebookで開催予定をご覧ください。 https://www.facebook.com/jigenji1570/

※ご参加の際 ご協力いただきたい事※
・体温測定
・手洗い
・体調管理(ご家族に発熱している方がいる場合もご参加をお控えください)

自元寺でも、窓を開け送風機を使って換気を行い、十分な間隔をとれるよう工夫し、皆様に安心してご参加いただけるよう留意してまいります。

どのイベントもお寺の静かな環境で自分を見つめる充実した時間が過ごせます。皆様とお会いできることを楽しみにお待ちしております。

全てのお申し込み・お問い合わせは下記の連絡先へお願い致します。
馬場美濃守信房公菩提所 白砂山自元寺

山梨県北杜市白州町白須1364
0551-35-2245(Fax兼)

坐禅のはなし

坐禅というと「アップルの創業者、故スティーブ・ジョブズがはまっていた」という話を聞いたことがありますか?あれほどの人がはまっていたなんて、素晴らしい効果があるのかも…?と、つい期待してしまいますね。

曹洞宗においての坐禅は修行の基本といわれていますが、何か目的があってそれを達成する手段として坐禅を行うことはないのです。「只管打坐(しかんたざ)」ただ、座り続けるということです。

ご興味を持たれた方、ぜひ坐禅会にもお越しください。

参照 曹洞宗ネット