寺カフェ@自元寺#6 『余命半年、どう生きる??』

「軽い気持ちノリで参加したが面白かった」
「次回も参加したい」 
「パートIIを!」
前回の寺Caféに参加なさった人が書いてくださった感想です。
何だか楽しそうでしょう。何がテーマだったと思いますか?

実は、『寺Café ~死から生きることを考え語ろう~』の感想です。
「お坊さんは生き死にに慣れているから、軽く楽しくありがたい話をしたのかな」と思いましたか?
違うんです。参加してくださった皆さんから自然に出てきた言葉です。

前回の寺カフェでは、
参加者は20代から80代まで、約20人いらっしゃいました。
どの方も背景は様々です。医療職で普段から生死に関わる方もいれば、最近身近な人を亡くされた方、死ぬということを今までほとんど意識しなかった方と、バリエーション豊かでした。

「死」について話したことがある人は、それほど多くないと思います。
ふと話したくても、もしかしたらこの人・・と心配されるんじゃないか、嫌がられるんじゃないか?
ここではそんな心配はいりません。色々な世代の人と「死」についてとことん話し合って、聞きあえます。

今回のテーマは
「余命半年、どう生きる?」です。
もし、あなたの人生が、あと半年で終わるとしたら。

『あと半年どうやって生きますか?』

死ぬことを考えると、不思議なことに「どう生きるか」を考えるようになるようです。
寺Caféでは、皆で楽しく、明るく、深く、話ができ、聞きあえるように仕掛けづくりをします。どんな方でも、ぜひお越しください。

最後に、前回参加してくださった人たちのアンケートを抜粋してお伝えします。楽しそうな様子が伝われば嬉しく思います。

「『生きる・死ぬ』について考えることが今までなかったので、自分を見つめるきっかけになった 」

「『死』に対する想いや考えは人によってそれぞれで、身近な死を体験した方の言葉が胸にささった」 

「生死はカジュアルな存在で良いのだという事 」

「拓かれたお寺に大賛成、はじめましての方々とつながる楽しさ面白さはくせになりそう」

お申込みはお電話、メール、Facebookからでも可能です。
よろしければ、自元寺Facebookの方もフォローをお願いいたします。

寺カフェ@自元寺#6 『余命半年、どう生きる??』https://www.facebook.com/events/896575887385369/

日時:2019年10月12日(日) 13:30~16:00
対象者:趣旨に同意された北杜市周辺の地域の方々
タイムテーブル:
受付開始=13:45~14:00 
オリエンテーション=14:00~14:15
グループワーク「余命半年、どう生きる??」=14:15~15:45
発表=15:45~16:00

お問合せ先:自元寺
【電話】0551-35-2245(FAX兼用)  
【e-mail】jigenji1570@outlook.jp
【HP】http://jigen-ji.jp

10・11月坐禅会・古式ヨーガ講座のお知らせ

※10月夜ヨーガの日にちが間違っておりました。訂正し、お詫び申し上げます。

白州近郊も収穫の秋、お米を始め、活気づいています。


坐禅、ヨーガともに初めての方でも丁寧に説明いたしますので、どうぞお気軽にお越し下さい。どちらも費用は不要です。


坐禅会は

10月5日(土)、27日(日)、

11月は16日(土)、24日(日)、

午前6時から、自元寺本堂にて行います。


30分ほどの坐禅、朝のお勤め(読経)、小食(お粥の朝食)、8時頃に終わりますが、途中参加、退出も可能です。
参加費は無料、持ち物不要です。動きやすい服装でお越しください。

初めての方は事前に連絡を頂きますとスムーズです。


古式ヨーガ講座・昼の部は

10月11日、25日、

11月8日、22日となります。


第2、4金曜日、午前10時から、1時間少々のヨーガの後、茶話会となります。

ヨーガ・夜の部は10月1日、15日、11月12日、26日です。第1、3、5火曜日の午後7時半からです。1時間半ほどのヨーガを行います。


参加費無料(お気持ちはお賽銭にて)、動きやすい服装で、ヨガマットか大きめのバスタオルをご持参ください。


坐禅会、古式ヨーガ講座ともに、お問い合わせもお気軽に。
お待ちしております。


馬場美濃守信房公菩提所 白砂山自元寺
山梨県北杜市白州町白須1364
0551-35-2245(Fax兼)

Temple morning×お寺co-working・みんなの寺子屋@寺カフェ

10月8日(火)・8時~17時@自元寺にて、開催します。
来る時間、帰る時間、その間、何をしても時間です。老若男女、どなたも歓迎です。

8~9時はTemple morning、一緒にお経、お掃除をします。

※掃除が教えてくれる人生の知恵
https://note.mu/shoukei/n/n4d473bbd0b2a


それ以降は仕事をするもよし、坐禅をするもよし、引き続き掃除をするもよし、趣味に没頭、井戸端会議などなど、有意義にお過ごし下さい。
※Wi-Fiあり、お茶・コーヒーなどの飲み物あり、朝食昼食持ちこみ自由!


それぞれの得意分野を教えたり、やりたいことを共有したりもご自由にどうぞ。(下記にあるように講座がありますが、私は坐禅と禅的食事のことをちょっぴりやる予定です)

※費用や利用料は特に決めていません。お賽銭にてお気持ちをお願いします。自元寺檀家さんは原則不要です。

9時以降のカリキュラムも随時準備中です。
※下記、参加者の希望次第で開催。希望の表明の上、できるだけお声掛けください。また、大人から子どもまで開催希望者も大歓迎です。

<学び合いコンテンツ>※募集中。
住職
・坐禅
・禅的食事
塩島さん
・テラコヤアイオーティ
(センサーなどのハードを組み合わせたプログラミング学習)
・子ども向けお金の学習
音羽さん
・じんけん(Human rights)
・経営と税金
・プロジェクトデザイン

みなさんのおこしお待ちしています。

寺カフェ#5寺子屋マネ部!③終了

ご案内しそびれてしまいました。失礼いたしました。


去る8月25日、おなじみ、ファイナンシャルプランナーのひろせ廣瀬晃平さんをお招きして、寺カフェを開催しました。

相続に関しての基礎と、投資の練習最終回でした。

講義の合間にも質問や意見が出て、とてもよい雰囲気で行われました。

寺子屋マネ部!シリーズは一旦終了しますが、少し間をあけて、廣瀬マネージャーご指導のもと、また練習できる機会が作れればと思っております。

廣瀬さん、ありがとうございました!


何かあれば、廣瀬さんが偏らない視野で、よきアドバイスをしてくださいます。


お気軽にお問い合わせください!


次回の寺カフェは10/12(土)14時から。
第1回と同様に、参加者みんなで語り合います。

テーマは「余命半年、どう生きる??」です。

お互いの話を尊重し、学ぶところに、自身の生き方が見いだせることを願っています。

お楽しみに!

境内に『観音目安箱』を設けました。

夕方になると庭から虫の声が聞こえてくるようになりました。秋ももうすぐそこまで来ていますね。

さて、境内を歩かれた方は、お気づきかもしれませんが、水屋の脇にかわいらしい石の観音さまが安置されました。観音さまの下にはポストが設置されており、『観音目安箱』と書かれております。

一般に目安箱といえば、江戸時代、八代将軍・徳川吉宗が設置したものです。ここでいう目安とは、箇条書きにした文書や、訴状、陳状のことです。政治・経済から日常的な問題まで、町人や百姓などの要望や不満を、箱に投函し、直訴させたものです。制度自体は古くから存在したそうで、戦国時代、甲州法度之次第の条文や『甲陽軍鑑』にも、甲斐武田氏でも本拠である甲府に、目安箱を設置していたことが記されているそうです。

よく耳にする観音さま、正式には<観世音菩薩>と呼ばれています。世間の人々の救いを求める声(世音・世の中の音)を聞く(観る)とただちに、救済して下さる仏さまです。

またお姿を自在に千変万化させて、生きとし生けるものを救うことから、<観自在菩薩>ともお呼びします。(自元寺のご本尊は阿弥陀如来さまですが、脇侍として、向かって右側に観音さまがいらっしゃいます。左は勢至菩薩さまです。)

菩薩とは、「菩提薩埵(ぼだいさった)」の略です。「菩提」とは仏のさとりのことで、「薩埵」とは、求める人、ということです。つまり、仏のさとりに向かって努力している人を「菩薩」といいます。及ばずながら、日々を生きる私たちも菩薩なのではないでしょうか。

自元寺では、直接聞きにくいこともお気軽に相談していただけますよう、『観音目安箱』を設置いたしました。例えば、葬儀や法事を始め、お寺の行事は「死」に関わることが多く、心情的になかなか聞きにくいのではないかと思います。また、お寺に伝えたいこと、悩みや相談したいことなどあれば、どんなことでも構いません、『観音目安箱』をご活用して頂ければ幸いです。皆様からのお声を聞き、微力ながら助けになれればと存じます。返信を希望される場合は、連絡先をご記載ください。秘密、個人情報は厳守します。

『観音目安箱』設置に際しては、日頃よりお世話になっております、横手の巨摩石材・中山敏彦さまがご寄進下さいました。厚く御礼申し上げます。かわいらしくやさしいお顔で、わが子の赤ちゃん時代を思い出すようです。是非皆様にも見ていただきたく思います。

皆様方、田圃をはじめ忙しい時期でありますが、十分にお体にはご留意ください。