2019年頭のお寺参り・初の試み

毎年1月15日はお寺参りです。

位牌堂で新年のお参りをされたのち、こたつで自元寺に代々伝わる甘酒と、住職手づくりの永平寺直伝ゴマ豆腐とで、お茶を飲んでいかれます。(私はずっとこたつにいて皆さんとお話をしております)
この日は1日中お寺参りですので、好きな時間におみえになって、お好きなように時間を過ごされるのですが、本年は、緩和ケア認定看護師・白砂麻里さんにお願いして、「余命3か月と言われて、何を大切にしたいか」という環境を想定したもしバナカードを使って、人生の価値観を具体的に考えてみるという時間を作って頂きました。

私も昨年11月に妻と二人で体験しましたが、カードに書いてある具体的な項目を選択していくなかで、限られた時間にできることは本当に少ない、というか無常を説く仏教の功徳はこういった視野からこそより輝く、更には、輝いてるなーとか二元的に見ているのではなく、その真っただ中に飛び込んでいかなければいけないのだ(仏道にしていくのだ)と痛感した次第です。

体験された檀家さんそれぞれ、感じることがあったと思いますが、私自身のこととして、必ず迎える「死」を受け止め、生きていく姿勢で共に歩んでいける僧侶でありたいと思います。

檀家さんや地域の方々の溢れんばかりの能力はまだまだはかりしれません。そんな皆様にお導きをいただきながら、今ある縁を深化し、共に歩んでまいりたいと思う、本年のお寺参りでした。

晋山結制無事円成

結制土地堂念誦

 

本則配役行茶

西堂・小坂機融老師(泉岳寺御住職・駒澤大学名誉教授)による従容録第4則『世尊指地』提唱

 

45名のお稚児さん

 

法螺貝で来山を知らせる

 

辞令拝受

 

首座をつとめたパトリック・樂禅・ハララン師(アメリカ・好人庵内)

 

総勢67名の随喜を賜りました

 

29世晋山結制にむけて

10月13~14日、29世新命の晋山結制が修行されます。

檀信徒が実行委員会を組織し、主体的に準備をすすめております。少子化の時代ながらお稚児さんも48名!!

ありがたいことです。

多くの方のお力添えを頂くなかで、一世一代の大行事が無事にととのいますよう、邁進したいと思います。

 

13日

14時30分   首座入寺式(しゅそにゅうじしき)

首座(修行僧のリーダー)が任命を受ける式。

15時00分   土地堂念誦(どじどうねんじゅ)

お寺の伽藍や土地をを守る仏さまへお参りします。

16時00分   本則配役行茶(ほんそくはいやくぎょうちゃ)

明日行う法戦式のテーマについてお話を頂戴し、お茶をいただきます。

 

14日

08時00分   稚児行列出発

白須上公民館から自元寺に向かいます。

08時20分   自元寺山門到着

08時30分   晋山式(しんさんしき)

新命住職が正式に自元寺に入山する式。

09時10分   晋山開堂(しんさんかいどう)

新命住職が須弥壇にのぼり、問答にこたえます。

10時00分   首座法戦式(しゅそほっせんしき)

首座が新命にかわって禅問答を戦わせます。迫力のある行事です。

法戦式終了後には西堂・駒澤大学名誉教授で泉岳寺ご住職・小坂機融老師よりご垂示(ご法話)をいただきます。

11時30分   開山歴住諷経(かいさんれきじゅうふぎん)

自元寺をひらかれた御開山をはじめとする28名の歴代住職へのお参りです。(27世・正道方丈は健在

です)

12時30分   檀信徒総回向(だんしんとそうえこう)

檀信徒各家のご先祖様への供養です。