8月21日こども禅の集いを開催しました 

8月21日、お子さんを対象にした「こども禅の集い」を予定通り開催いたしました。

3年ぶりの禅の集い、当日は小学5年生から3歳まで10名の子ども達が参加。自元寺に子ども達の楽しそうな声の響く、よい一日となりました。

大人たちは、護持会青壮年部3名、保護者1名、樂禅師(アメリカ人僧侶)、自元寺山内から4名が参加いたしました。

大人も子供も楽しい夏の1日になりました。
まずは散策から。自元寺~白州小~花水の坂~湧水・わさび見学~赤坂~自元寺のコースで、1時間以上楽しみました。30度を超える暑い日でしたが、小さい子も皆よく頑張りましたね。

その後禅体験を行いました。10分の坐禅を2回、午前と午後にも行いました。お寺に来ることが初めてのお子さんも多い中、良く取り組めました。コツをつかめたのか、午後の坐禅体験では集中するのが上手になっていきましたね。写仏も皆真剣に取り組んでいました。

その後は、昼食づくりを行いました。メニューはみんな大好きなビーフカレー・ミニトマト・漬物・フルーツです。皆で楽しく食事を囲んだ後は、命を余さず頂く感謝の気持ちを込め、パンで食器をぬぐいました。

お楽しみのスイカ割りは大盛り上がり。皆たくさん食べましたね!合間には本堂で鬼ごっこなども。あんなにたくさん動いた後でも、スキマ時間で全力で遊ぶ子どもたちのパワーに大人たちは圧倒されっぱなしでした。

楽しいこともたくさん、真剣に取り組む時間もあり、メリハリのある時間になりました。

参加してくださった子どもの皆さん、お寺での楽しい思い出を持ち帰って、新学期も頑張ってくださいね。

さて、この催しは先代の住職が始めたもので、40年以上の歴史があります。今の形になったのは5年前です。
近年、少子化の影響で子どもの集まる機会が少しづつ少なくなっています。クラブ活動も制限され、さらにコロナが追い打ちをかけ、子どもたちが互いの家を行き来するということもかなり減っていると伝え聞いております。

そんな中、青壮年部の皆様と「子どもたちに何かできることはないか」と考えました。自元寺という、地域に根ざす寺院施設とコミュニティを活用しながら、子どもが主役の楽しい1日を企画してくださったのです。

青壮年部の皆様もお忙しい中、地域の子供たちのために手と目をかけてくださり本当にありがたく思います。

この土地で育つ子供たちが、地域の大人の温かさを感じられ、いつか次の世代にも、その温かさを繋いでいけたら嬉しいことだなと感じています。

夏休みはお寺ですごそう!小学生向け「こども禅のつどい」 

「こども禅のつどい」のお知らせです。自元寺では夏休み、小学生のみなさん向けの教室をします。

「お寺って何するところ?お経をよむんでしょ?」いえいえ、それだけではありません。

お寺は、子どもから大人まで、安心して話ができるところです。なやんだ時、心がざわざわするとき、どうすればやさしい気持ちになれるのかを教えてくれます。

「毎日が楽しい!」きみも、ぜひ来てください。お坊さんと一緒に、ちょっと特別な”修行”ができます。色々な友だちと会える夏休みイベント、あなたもきっと楽しくすごせますよ。

夏休みの自由研究が決まっていない人にもおすすめのイベントです。修行を自由研究にできるかもしれません。自元寺の住職、山崎秀典(しゅうてん)先生と一緒に、お寺での一日を体験しましょう。

【やること】

・坐禅(ざぜん)体験

修行の基本です。心と頭を落ち着かせます。心を落ち着かせるためのコツも教えます。

・写仏体験

仏さまを絵にかきます。うまい・へたはありません。

・スイカ割り

修行の後は皆で盛り上がろう!スイカ割りをします。

・掃除

掃除もお寺の大事な修行です。学校で掃除をするのは、寺子屋での修行がはじまりとも言われています。

その他も楽しいことをかんがえています。お友達もさそって、遊びに来てくださいね。申し込みが必要なので、お父さん、お母さんにお願いしてください。

【保護者の皆様へ】

8月21日(日)白州 自元寺にて「夏休みこども禅の集い」を開催いたします。
お寺を身近に感じてもらう、子どもが主役の催しです。子供向けとはいえ本格的。自元寺住職の指導の下、坐禅の基本、写仏、掃除などの修行を体験していただけます。
お寺の修行と聞くと身構えてしまうかもしれませんが、あくまでも夏の楽しい一日を皆で過ごす企画です。
そして、禅の心のありようもお土産にお持ち帰りいただければ嬉しく思います。

子どもたちが楽しめる、スイカ割りやレクリエーションなどのお楽しみ企画もあり、自身も子育て中の住職が一緒に楽しみます。大人の参加も可能ですので、ぜひ親子でご参加ください。

【日程】

令和4年8月21日(日)午前9時~午後4時半まで

集合・受付    8:30~9:00

開講式      9:00~9:20

散策        9:20~10:20

坐禅       10:30~11:00

レクリエーション 11:10~12:00

昼食(カレー)  12:00~13:00

坐禅・写仏    13:00~14:50

スイカ割り    15:00~15:45

掃除       15:45~16:10

閉講式      16:15~16:30

※保護者の方の仕事等、ご都合に合わせてお預かりできますので、ご相談下さい。

【詳細】

場所 自元寺本堂

連絡先 電話:0551-35-2245(FAX兼用) 携帯:090-8846-3033(山﨑)

対象 小学生 及び 保護者の方        

持ち物 タオル、筆記用具、宿題、着替え、飲み物

服装 運動のできる服、ジャージ・体操服等ゆったりした服

参加費 500円(一人当たり・傷害保険料含む)

申し込み 申込用紙へ必要事項を記入の上、自元寺へお申し込み下さい。(FAX可)

締め切り 7月21日(金)まで (定員30名)

皆様のお申込みをお待ちしております。

実行委員会、内覧研修会を開催いたしました 

令和4年5月24日、落慶記念事業実行委員会、第7回目の会議を開催しました
内容は6月12日に開催される、記念式典と落慶法要に向けての準備です。当日の受付や駐車場の諸準備、檀信徒はじめ、関係者へのお声掛け、実行委員会による清掃活動の分担など、多岐にわたる項目の確認を行いました。改めて、皆様のご尽力のもとにこの式典が行われることを実感致しました。

続いて行われましたのが庫裡の内覧です。
活用方法など、さまざまな意見が交わされました。自由度が高く使いやすくなった庫裏を実際にご覧いただき、皆様にも具体的な利用のイメージが膨らんだように感じました。
実行委員の皆様方は、職業もお立場も様々な背景をお持ちの方です。色々な視点から出されるご意見を伺うと、新しい活用方法などの発見もありました。やはり、色々な方の意見を伺うのは楽しいことですね。
新しくなった庫裏が多様な人と人とをゆるやかに繋げ、白州がより良い地域となれるように、このような関係性をより深めていきたいと強く願うとともに、そこに貢献できる寺院を皆さんと築いていきたいと念じます。

その後は精進料理をいただきながら、久しぶりの懇親を楽しみました。感染症予防に最大限に配慮し、距離を開けマスクをつけながらの会食です。感染症流行以前と比べると静かな時間となりましたが、皆様に食事をお楽しみいただけたようです。素材を活かす精進料理のおいしさとその背景にもふれ、充実した時間をお過ごしいただけました。

精進料理は住職の弟・元道師が調理いたしました。
おいしさはもちろんですが、季節のものを使い、材料を使いきれるような買い出し、献立と、精進料理の軸がぶれないように、時間をかけて準備を行いました。
精進料理とは、肉を使わない菜食主義の食事とは意味合いが少し異なります。特に曹洞宗では食事を修行の一つととらえ専門の役職を作るほどに重要視しているのです。
様々な決まりもありますが、重視されるのは「淡味」これはただ薄味に調理することではありません。素材の持ち味を最大限生かす味付けと、素材にふさわしい調理方法もそう呼ぶことがあります。
無理なく手に入る旬の素材を無駄のないよう使い切り、食べる相手のことを思いながら手間暇は惜しみません。今回の試食会のようなハレの日にはふさわしい献立を考えますが、派手に飾り立てることはしません。
そのように作られた今回の献立は、皆様に命そのままの味わいの豊かさと、命を頂く尊さを感じていただけたのではないでしょうか。

さて、6月12日の式典まで日が迫ってまいりました。万端準備を進めて参ります。参加申し込みが必要です。詳細はリンク先をご覧いただき、皆様奮ってご参加下さい!

参考 https://www.sotozen-net.or.jp/zen/cooking/taste

大施食会をお勤め致しました

去る9月20日、護持会主催・大施食会をお勤め致しました。法要後は総代会を開催し、本年も護持会総会は書面議決にて執り行いました。質疑応答のほか、延期されておりました、来年度開催予定の【開創450年・庫裡落慶記念式典】の日程なども話し合いました。

当日は寺院4名、総代様11名にご参列いただき、檀信徒はじめ皆さまの先祖の安寧をお祈り致しました。昨年と同様、方丈様も総代様も最少の人数で、ソーシャルディスタンスを十分にとった、マスク姿での法要です。静かで厳かな雰囲気の元、無事にご供養を終えることができました。

法要も、昨年からはこの方法が当たり前のようになり、様々なことを皆様にご協力いただいておりますが、つい2年前はそうではありませんでしたね。本堂に沢山の檀信徒の皆様にお集まりいただき、皆様と楽しく語らいながら過ごしたことを思うと、なんとも寂しい気持ちがわいてまいります。

静かな法要も厳粛な雰囲気で良いものですが、ご詠歌もなく、檀信徒の皆様と直接お会いできる機会も減っていることを本当に寂しく思います。人と人とが緩やかにあたたかく繋がれるよう、来年の庫裏の落成式典のころには、この状況が落ち着いて皆様と集えることを心より願っております。

【大施食会について】

今生きていることへの感謝を込めて行う「施食会」。餓鬼道に堕ちて苦しむ無縁仏様を供養する法要とされています。

仏教には六道と呼ばれる世界があり、そのうちの一つが餓鬼道です。必要以上に欲しがったり、自分一人だけが満足したりなど貪りの結果として、餓鬼道に堕ちるといわれています。施されたものだけは餓鬼道の亡者も口にすることができ、そうして施しの大切さを知り、仏法に目覚め、救われることを目指しています。

施食会にて読まれるお経は「甘露門」です。このお経には分かち合うことの尊さや大切さ、生きとし生けるすべての者が、心安らかにすごせるようにと願う仏さまの教えが説かれています。餓鬼道で苦しみ、供養をしてくれる人もいない者も、漏れなく救おうとする懐の深さ。失敗したとしても見捨てず、本人が自ら大切なことに気づいて這い上がれるように導く仏様の教えです。

現代ではSNSなどで少しでも身勝手なことをすると、正義の名のもとに立ち上がれなくなるくらいまで攻撃されることがあります。間違を正すことも大切かもしれませんが、決して見捨てず、本人が気づきそこから立ち上がれるよう手を貸すことも、また大切なことかもしれませんね。

秋のお彼岸のお知らせ

次第に暑さがしのぎやすくなってまいりました。日も段々と短くなり、夜に虫の声が響くのを聞くと秋がきたことを実感いたします。

2021年、秋のお彼岸のお墓参りについてお知らせいたします。今年のお彼岸は下記の日程です。

9月20日(月・祝):彼岸入り

9月23日(木・祝):彼岸の中日(=秋分の日)

9月26日(日):彼岸明け

お彼岸中、どの日にお参りいただいてもかまいません。まずご本尊様へお参りいただき、その後ご縁のあるお墓にお参り下さい。

20日には先祖供養法要・施食会を執り行います。今年の法要も感染症予防対策のため、総代様と少数の僧侶にて執り行わせていただきます。檀信徒の皆様にはご参加いただけませんが、皆様の幸せを願い、心をこめてお祈りいたします。

法要後、総代・役員様より各家に卒塔婆を配布させていただく予定です。

秋のお彼岸に心穏やかに手を合わせ、ご先祖様とのつながりと自分自身の在り方に思いをはせるきっかけになるよう願っております。

【お彼岸の話】

彼岸は一般的には「死後の世界」と表現されることが多いですが、仏教では少し意味合いが違います。

「彼岸(ひがん)」とは悟りの世界のこと。煩悩や欲望の多い「此岸(しがん)」の向こう側にある目指すべき場所です。昼と夜の長さが丁度同じになるこの日は、仏教の「中道」の精神に通じるものがあります。お彼岸のお参りは「自分自身のための修行」としての意味があるといわれています。

また、日が極楽浄土のある真西に沈むこの日は、浄土がこの世に最も近くなると言われています。偏ったりとらわれたりしない「中道」に近付けるよう、心の重荷を手放し、心静かに手を合わせる時間がもてますよう願っております。

ところで、お彼岸はもともとの仏教の教えにはない行事で、日本だけの習慣だそうです。

四季のある気候風土や、土着の太陽信仰と仏さまの教えが混ざりあい、日本人に広く受け入れられたといわれています。

こういった話を聞くと、仏教も含め宗教は守るべきことも多くありますが、様々な文化も否定せず受け入れる懐が広い部分があってよいのだなあと感じます。

秋は実りの季節、農家も夏に続いて忙しい時期になってまいります。何かと気ぜわしい折とは思いますが、ほんのひと時、ご先祖様に手を合わせ、穏やかな時間を過ごしていただけたらと思います。

参考:曹洞宗ネット

「彼岸会」https://www.sotozen-net.or.jp/ceremony/annual/higane

【後編】自元寺のルーツを解き明かす! 古の時代より続く信仰の歴史

開創450年記念誌部会の活動が素晴らしい成果に繋がりそうです。

現在曹洞宗である自元寺は以前は山岳信仰寺院で、さらに山深い場所にあったと伝えられております。歴史に埋もれてしまったその地が、記念誌部会の現地調査にて明らかとなったことを前回お伝えしました。

この情報を青壮年部と共有したところ、さらに古い歴史が明らかになりました。青壮年部会、南アルプスユネスコエコパーク 地域連絡会会長で総代でもある古屋賢仁さん、プロの登山家・花谷泰広さんの御力も借り、明らかになったその歴史をご報告致します。

果たして「自元寺」はどんな歴史を辿ってきた寺院だったのでしょうか?
古い地図や口伝、甲斐駒ヶ岳の山岳信仰などの調査結果をまとめました。

【自元寺のルーツ】

①参拝ルートと信仰について
・自元寺は、須玉の正覚寺、清泰寺と縁があった
・開山の祖・小尾権三郎は、横手駒ヶ岳神社から登り開山を果たした。
・信仰の経緯は、山岳信仰→真言宗→曹洞宗となり、山岳信仰時は太陽を、真言宗以降は阿弥陀如来を崇めている
・冬至の日没箇所が甲斐駒ヶ岳であるため、鎌倉以前から信仰の歴史がある可能性がある
・聖徳太子、蘇我入鹿、荻生徂徠、仏教伝来から、馬の産地、馬に関わる伝説も繋がりがある
・横手で地元の歴史研究をしているグループがあり、ルーツ解明につながるかもしれない
・縄文文化が栄えた地域であることも考慮したい

②正確な史跡の位置
・信州街道、鎌倉街道筋という可能性が濃厚
・先日調査を行った地域の付近は有力候補
・竹宇方面に石柱が残っており、甲斐駒ヶ岳への修験道との関わりが推察される

③資料等
・明治時代の絵地図も参考になる
・郷土史研究家の資料を元に、花谷さんが当時のルートを実際に歩き、石碑などを確認

上記はほんの一部です。ロマンあふれる話が盛りだくさんで、一同大いに盛り上がりました。

記念誌部会の活動が青壮年部をはじめ、古屋さん、花谷さん、さらには地域の郷土史研究会との協働につながり、古の歴史をひも解いていく現場に立ち会えていることを嬉しく思います。人と人とのつながりというのは、こんなに大きな力を産むものなのですね。

ここまでの調査は皆様のご協力あって実現できたことです。改めて感謝申し上げます。また、今後も花谷さんにご協力頂けるとのこと。ご尽力に感謝し調査・打合せを続けます。続報を楽しみにお待ちください

【花谷泰広さんのご紹介】
北杜市在住、北杜市ふるさと親善大使をつとめていらっしゃる登山家・花谷泰広さんは、1976年兵庫県生まれ。幼少から登山に親しみ、数々の名峰を踏破。2012年には、優れた登山家に贈られるピレオドール賞を受賞。2017年より甲斐駒ヶ岳黒戸尾根の七丈小屋を運営されるなど、北杜市でも幅広く活動されています。

【公式サイト】HANATANI.NET
https://www.hanatani.net/

【前編】ついに謎が明らかに!?自元寺450年の時を辿る歴史の旅

去る5月1日、山梨県立博物館開館15周年記念特別展「生誕500年 武田信玄の生涯」を記念誌部会に所属する総代さま4名と拝見してまりました。自元寺開基様であり、武田家家臣であった信房公への学びを深める為の来訪でした。

この来訪には「自元寺のルーツを辿る」という目的がありました。

自元寺は1843年に現在の地へ移転いたしました。それ以前は白須坊田にあり、1570年に馬場美濃守信房公によって建立されました。また、信房公が白須坊田に移転し建立される以前は真言宗の山岳信仰寺院だったといわれ、さらに山深い場所にあったと伝えられております。

ですが真言宗だったころの寺院は、現在ではどこにあったのか分からなくなっておりました。先代・28世秀道方丈がその地を訪ねたことまではわかっておりましたが、詳細な位置までは記録に残っておりませんでした。先代住職に、言い伝えられていた場所を案内してくださった檀信徒の方も先日もお亡くなりになり、自元寺のルーツを辿る手がかりがほとんど無くなっていたのです。

何とか場所を探そうと模索しておりました。手がかりは、以前お寺があったとされる場所に残された『庫裡平(くりだいら)・堂平(どうだいら)・鐘撞堂(かねつきどう)』という地名。そして、地域を知る皆さまの記憶と記録でした。

総代さんがネットワークを駆使して下さり、たどり着いたのが「くりだいら」という土地でした。この地名は地図にはのっておりません。この地名を使っていたのは、何と地元の猟友会の方々でした。

猟友会では猟の事故がおきないよう、互いの場所を常に把握しておくため、無線で定期的に自分の位置を知らせます。その際、細かい場所まで音だけでわかるように、小字や俗称を使うことがあるそうです。猟をする人同士の口伝で、それもただ音でしか伝わらないため、その方も「庫裡平」ではなく、「栗平(栗の木がある平らな場所)」と思っていたそうです。

そして4月11日。猟友会の先導の元、総代・地元郷土史研究会・住職、総勢12名で訪ね「おそらく元はここにあったのだろう」と推察できる場所が、ついに見つかりました。断片的な情報が一つになり、歴史が明らかになった瞬間でした。

また、青壮年部にもこの情報を共有したところそれぞれが動いて下さり、地域の歴史やまたこの地に明るい方を紹介してくださり、さらに詳しい歴史がひも解かれていきました。

山岳信仰から連なる歴史、何と聖徳太子の時代からつながりがあったのかもしれないそうなのです。このことを教えてくださった登山家の「花谷泰広」氏との出会い、そこで分かったことなどは、次回に詳しくお伝えしていきたいと思います。

5月13日には記念誌部会の活動が行われました。皆さまの知恵・地域のつながりが素晴らしい結果につながったこの活動、これからも楽しみです。

次回「自元寺青壮年部と日本屈指の登山家との出会いが、隠された歴史を解き明かす!」

9月20日 大施食会法要を行いました

9月20日(日)午後1:30より、大施食会の法要を執り行いました。

当日は9月初頭から続いていた暑さも和らぎ、天候にも恵まれ過ごしやすい秋の一日となりました。

例年であれば大施食会の法要には多くの檀家の皆様にご参加いただいておりますが、本年度は規模を大幅に縮小し執り行いました。

法要には総代さん11名の方にご参列いただきました。僧侶も例年の半数ほど、親戚や法縁の方丈様、6名にお手伝いをいただきました。
僧侶・総代の皆様方には本堂でも十分な距離を保っていただき、送風機での換気も行いました。前後の消毒のほか、法要中もマスクを着用しての参列をお願いいたしました。

ご協力いただくことの多い法要となりましたが、皆様に快くご協力いただき、恙なく執り行うことができました。本当にありがとうございました。

例年ですと多くの檀家様や僧侶でにぎやかなご供養となるのですが、今年は落ち着いた法要となりました。厳かな雰囲気でまた違った良さがありました。

とはいえ、やはり寂しい気持ちもあります。例年であればたくさんの方にご参列いただき、ご詠歌も詠う賑やかな法要です。法要はもちろんのこと、ご詠歌を大人数で詠う一体感や荘厳さは、得難いものと感じてくださっている方も多いのではないでしょうか。(ご詠歌を『仏教のゴスペル』と表現する人もおり、言いえて妙だと感じました。)
また、法要の前後には久々に会う方々の話に花の咲く姿もあり、ご縁を繋ぐ場としての寺院の役割も感じられておりました。

一日も早く、皆様と心安らかにお会いできる日が来ることを祈っております。

【お彼岸について】
この日はお彼岸中でしたので、墓地にも大勢の皆様がお墓参りにいらっしゃいました。
お彼岸はお盆と同じく先祖供養を行いますが、少し意味合いが違うといわれています。極楽浄土のある真西の方角から太陽が昇り沈む日の前一週間は、善行を行い善い功徳を積む期間として理解されるようになり、お寺参りやお墓参りを行うようになったといわれています。ご先祖様とのご縁をつなぐお盆とは異なり「ご自身の修行」としての意義があるといわれています。春と秋にお彼岸があるのは、一度行ったらそれで終わりではなく、繰り返し行うことが大切という意味もあるようです。

参考:曹洞宗ネット

令和2年9月20日【大施食会】【護持会総会】のお知らせ

令和2年の【大施食会】【護持会総会】は規模を大幅に縮小し、9月20日に実施いたします。

【大施食会】
大施食会は令和2年9月20日に「少人数の僧侶、総代のみの出席」にて開催致します。
檀家の皆様には、先だってご案内を郵送いたしました。まだお手元に届いておりませんでしたら、ご一報ください。
先祖供養(施食会・せじきえ)は、供養後、白州町内は各家墓地に卒塔婆をお建て致します。町外墓地の方は卒塔婆・供養札・読み込みのみの3つからお選びください。
諸準備の為、9月10日までにお申し込み下さい。ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
卒塔婆は、白州町内に墓地のある方は総代・役員がお建てします。
墓地が町外で、卒塔婆を希望の方は自元寺まで取りにお越し下さい。供養札は郵送致します。どちらも希望なさらない方も、法要内でご芳名を読み上げます

【護持会総会】
護持会総会は同日、法要後に実施いたします。総会資料を郵送し、議事は書面議決といたします。資料をご覧になり、ご意見がございましたら、同じく9月10日までにお申し出下さい。
本年は書面での総会となりますが、よりよい護持会運営のために例年と変わらず活発な議論を賜れればと存じます。
なお、護持会費は自元寺本堂の年間地震保険料、供養料等に充てさせて頂きます。
感染症拡大予防のため、例年とは異なる方法での実施になりますこと、ご理解いただけますと幸いです。変わらず良い供養ができますよう、心を込めお祈りいたします。

【大施食会】にはどういう意味があるのでしょう

大施食会(大施餓鬼会)は各宗派でも広く行われる仏教行事で、多くは年に1回行われます。「大施餓鬼会(だいせがきえ)」ともいいますが、曹洞宗では「大施食会」と呼びます。ご先祖様はもちろんのこと、弔う者のいない無縁仏様やすべての精霊を救うための法要でもあります。

この施食会は特に追善供養(生きている者が亡くなった者のために行う善行)の功徳が大きいとされており、多くの宗派で盛大に行うそうです。
「他の人の救済のために尽くす」ことを尊いと考える、仏教の考えがよくわかる法要といえるかもしれません。

また、曹洞宗をはじめとする禅宗では「生飯(さば)」という作法があります。施食会の時だけ供養を行うのではなく、普段の食事の際にも7粒のお米を取り分けることで、すべての精霊に施食を行うという意味があります。普段の生活と修行とが密接にかかわる、禅宗らしい作法です。

450周年式典を6月27日に開催いたしました。

自元寺開創450周年記念式典は、過日6月27日に規模を大幅に縮小し開催いたしました。
当日は天候にも恵まれ、お祝いの式典にふさわしい日となりました。

午後より法要を行いました。社会情勢を鑑み、感染予防に努めながら少人数の僧侶と総代・実行委員会等代表のみの参列とさせていただきました。
厳かな雰囲気の中法要が執り行われ、つつがなく終了いたしました。

自元寺でつながったご縁をより一層深く感じていただけるよう、『美濃守』も心を込めてご祈祷いたしました。お手元に届きましたら、ぜひ身近に置いていただきたく思います。

規模は縮小させていただきましたが、自元寺を450年もの長きにわたり皆様に支えていただいたことへの感謝、これから未来に向けての新たな気持ちを改めて感じられる、素晴らしい機会となりました。

ご参加いただいた皆様、式典の準備に尽力くださった皆様、檀家の皆様、地域の皆様に心よりお礼申し上げます。
どうぞ、これからも自元寺をよろしくお願いいたします。

<住職からのご挨拶>

新型ウイルス感染症、熊本南部豪雨災害物故者のご冥福をお祈り申し上げます。
6月27日、梅雨の晴れ間のなか、当初の予定よりはかなり小規模での開催となりましたが、ご本寺・清泰寺さまはじめ、法縁・法類のご寺院さま、総代・実行委員さまのご参列を賜り、厳粛に儀式をお勤めすることができました。心より感謝いたします。

法要は2座お勤めされ、1座目は自元寺をお開きになった開山さま、ならびに歴代27名の住職方へのご供養、2座目は開基である馬場美濃守信房公への報恩法要でした。

開基さまの供養は住職・寺族のみで行ってきましたが、初めてご寺院さま・檀信徒のみなさまといっしょにお勤めができましたことはとてもありがたく、導師を勤めながら改めて自元寺の存在意義を感じた次第です。(美濃守さまもとても喜ばれた気がします!)

本来ならばお越しいただく予定だった馬場家血縁のみなさまにもお心をよせていただきながら法要を行いました。
来年は庫裡の耐震改修工事があるため、同様に小規模開催となってしまいますが、2年後には落慶法要と合わせて皆さまをお招きして、ご供養と開基さまのご遺徳をお讃えするになりますよう、諸準備整えて参ります。その際はぜひ足をお運びください。

20日には総代・実行委員さま中心に清掃作業もしていただきました。重ねてお礼申し上げます。
ウイルス・自然災害と続き、大変な環境ではありますが、皆さまのご多幸を心より祈念いたします。