自元寺開創450年記念「小和田哲男先生 講演会(「麒麟が来る」等監修)」

3月2日、住職は静岡県におりました。実行委員長・古屋賢仁さんと式典担当の総代さんとともに、静岡大学名誉教授・小和田哲男先生にご挨拶と、6月27日に開催予定の自元寺開創450年式典の打ち合わせに伺いました。

戦国時代がお好きな方ならきっと「小和田哲男先生」のお名前をご存知かと思います。日本史の特に戦国時代に造詣が深く、現在放映中の大河ドラマ「麒麟が来る」や「おんな城主直虎」をはじめ、戦国を舞台とした多数の大河ドラマの時代考証を務められています。
かみ砕いた解説が人気で、NHK「歴史秘話ヒストリア」や「知恵泉」などにもご出演なさっています。歴史をなぞるだけでなく、史実を基に「現代を生き抜くヒント」を分かりやすい言葉で教えてくださいます。

自元寺とのご縁も深く、開基である馬場信房公のご子孫でいらっしゃいます。

今回の式典では、小和田哲男先生の講演会も開催いたします。歴史、特に戦国時代がお好きな方は必聴です。今何かに迷っている方は、乱世を生き抜いた戦国武将の生き方からヒントをもらえるかもしれません。沢山の方にご聴講いただけることを祈っております。

小和田哲男先生の書籍紹介(amazonリンク)

■■■自元寺 開創450年記念式典■■■

開催日 令和2年6月27日(土)午前11時~(予定)※要申し込み

午前10時30分 開場
午前11時~ 小和田哲男先生講演会 講演会は90分を予定
      ー昼食ー
午後1時30分~ 開創450年記念法要
午後15時   終了予定

※小和田先生の講演会開始時間は予定です。詳細は決まり次第お知らせします。
講演会、昼食のお弁当、ご祈祷お守り(美濃守ーみののまもりー)は申し込みをお願いいたします。
詳細はメール、FAX、電話にてお問い合わせください。

メール=jigenji1570@outlook.jp 
電話・FAX 0551-35-2245
携帯 090-8846-3033(山﨑) 

もう一点お知らせです。
自元寺では今回の式典に合わせ、オリジナルのご祈祷お守りを作りました。馬場美濃守信房公にちなみ「美濃守(みののまもり)」と呼んでおります。

令和2年6月27日に自元寺は開創450年を迎えます。450年前というと、主君である武田勝頼が長篠の戦いで信長に敗れるたった5年前です。それから時代が幾度となく変わっても、自元寺がここにあり続けられたのは檀家の皆さまや地元の皆様をはじめとしたお寺を支えてくださる皆様のおかげです。
皆様に良い式典だと感じていただけるよう、準備を重ねてまいります。
これから準備の様子も少しづつもお伝えしていきます。

「お花まつり・大般若会・お話しを聞く会」のお知らせ

お花まつり・大般若会・お話しを聞く会のお知らせです。
自元寺では、沢山の方においでいただけるよう、4月4日、土曜にお祝いいたします。
白州の桜には少し早いですが、うららかな春の一日、ご家族皆さまで、お寺で過ごしませんか? 

■スケジュール
令和2年4月4日(土)

11:30 お弁当
※お弁当は申込制です

12:00 法話

13:30 お花まつり

14:00 大般若会

14:45 仏ーキ(ホットケーキ)配布

ご祈祷札やお弁当のお申込みは、電話・メールでお問い合わせください。
ご希望の方には甘茶を無料配布しますので、容器をご用意ください。

問い合わせ先:
【電話】0551-35-2245
【メール】jigenji1570@outlook.jp

■行事の詳細

◇特派布教師による法話 講師:北村学爾 
今年もおいでいただきます。ご聴講いただいた方から「大変楽しく、良いお話が聞けた」とご好評をいただいております。
特派布教師とは、禅師様の名代として全国を回り、仏教の話をどなたにも分かりやすく教えてくださる、法話のプロフェッショナルです。檀信徒の方はもちろん、あまり仏教に触れたことがない方にこそ、お聴きいただきたく思います。仏教がより身近に感じられますよ。

◇大般若会 法要
皆様が1年間健やかに過ごせるよう、お祈りいたします。普段より華やかな法要の様子をご覧いただけます。(昨年の様子は自元寺Facebookよりご覧下さい)
祈供養札をご希望の方は、お問い合わせください。

◇境内で採れた、甘茶でおもてなし
お釈迦さま誕生像にかけてお祝いします。
甘茶は、お釈迦様のお誕生を祝い、龍が降らせた甘露の雨を表しています。
お花まつりには欠かせない甘茶。自元寺では、境内で採れたものを使います。漢方薬の一種でもあります。ご希望の方にはお分けいたしますので、容器をご持参ください。

◇仏ケーキ(ほっとけーき)でおもてなし
くすっと笑みがこぼれる、「ほっと」できる「ほとけ」の「ケーキ」です。
あたたかい気持ちでお召し上がりください。

お花まつりは、お釈迦様誕生像が鮮やかな花で飾られます。お誕生祝いにふさわしく、華やかで春らしい行事です。

いつも自元寺のためにご協力くださる、檀信徒の皆さま。
ご近所の皆さま。
仏教にご興味のある方。
白州のことをもっと知りたい方。
イベントで自元寺を知った方。
春休みに子どもとお出かけしたい方。
御朱印集めが趣味の方。
ホームページを見てご興味を持たれた方。

どなたもおいでいただければと思います。
春の白州、観光の途中にも、ぜひお立ち寄りください。

お寺でコワーキングのすゝめ

11月22日(金)25日(月)は、お寺でコワーキング!

開催時間は8時~17時です。朝食、昼食持ち込みできます。自由な時間に来て、自由な時間に帰れるゆるやかな空間を考えています。Wi-Fiあり。

先月より、月2回ほど「お寺でコワーキング+学び合いの場」を始めています。コワーキングは、異なる環境にいる人々が同じ空間に集い、自然と交流が生まれて新しい発想や人脈の形成が行えることから、山梨県内でも広がりを見せつつあります。ぜひ皆さんにご活用いただきたいと思います。
在宅で仕事をしていて、なんとなく気分を変えたい人、普段なかなか触れ合う機会のない人と話してみたい人、ボードゲームで遊びたい人、近所の子供と遊びたい人、違う学校や保育園の子とも遊んでみたい人、大人も子供もどんな方もいらして下さい!

今回も学びの時間をゆるーく設けます。
朝、8時~10時は、temple morning。
お寺のお勤め(お経)と掃除、坐禅(ざぜん)を行います。ご興味がある方はぜひご参加ください。お仕事の前に、気持ちも体もスッキリしますよ。

10時以降は手あげ式で、学び合いたいものがあればご一緒しましょう。
詳しくはFacebookのページをご覧ください。
https://www.facebook.com/events/405412260168819/

ついついおしゃべりが盛り上がってしまって仕事がすすまない・・・!という方のために、仕事に集中するための、静かな別室もご用意しております。集中したい部分は部屋にこもって、疲れてきたら本堂で子供たちの遊ぶ様子を横目で眺めながらのんびり仕事も良いかもしれませんよ。

ところで、どうしてわざわざお寺で開催するの?と思われた方もいらっしゃることでしょう。「寺子屋」はご存知ですか?昔の小学校と思われている方もいらっしゃると思います。

平和が長く続いた江戸時代、庶民の間に勉強ブームが起きます。
そこで庶民の暮らしのそばにあり、読み書きができる身近な知識層であったお寺の和尚さんが近所の子供たちに手習いを教えたのが元であったようです。
寺子屋がひろまるにつれ、和尚さんだけでなく、外部の先生も寺子屋で教えていたそうです。武士の子も農民の子も同じ師匠から学んでいたそうですよ。

現代の寺子屋は、決まった授業はありませんし、師匠と弟子もありません。
色々な人が集まって、自由に仕事をします。交流をします。大人も子どもも楽しく遊びます。集まった人たちがそれぞれの得意なことを教えあいます。

そうして、お寺が色々な人をつなぐ場になれればと願っております。

お気持ち(500-1000円程度)のご寄付をいただけますと、この活動が続けられます。檀家の皆さまは無料です。いつもありがとうございます。

Facebookも更新しております!ぜひご覧ください。
https://www.facebook.com/jigenji1570/

開基・馬場美濃守信房 (信春) 公に血縁・所縁ある方へ、式典へのご参列のご案内

◇450年記念式典のお知らせ
自元寺は、令和2年(2020年)に開創450年の節目を迎えます。

つきましては、同年6月27日(土)に記念式典を挙行する予定です。
記念講演として、静岡大学名誉教授の小和田哲男先生をお招きしてご講演いただきます。
先生は開忌・馬場信房公のご子孫にあたります。

また、馬場信房公の報恩供養もお勤めいたします。
特別な節目を契機として、血縁・所縁有る方と縁を一層深め、記念式典にもご参列いただきたいと、住職・総代・檀信徒一同、切に願っております。

国内外問いません。馬場美濃守公と縁ある方からのご連絡をお待ちいたしております。

◇自元寺開創450年記念式典(予定)
内容:午前中に小和田哲男先生のご講演、午後より法要を予定
日程:令和2(2020)年6月27日(土)を予定
対象:開忌・馬場信房公の血縁、所縁有る方
問合せ:お寺に直接電話、メールなどでお知らせください。

記念式典の詳細はお問い合わせいただいた方、また、ホームページでも随時お知らせいたします。

お問合せ先:自元寺
【電話】0551-35-2245(FAX兼用)  
【携帯】090-8846-3033(山﨑) 
【e-mail】jigenji1570@outlook.jp
【HP】http://jigen-ji.jp

2019年頭のお寺参り・初の試み

毎年1月15日はお寺参りです。

位牌堂で新年のお参りをされたのち、こたつで自元寺に代々伝わる甘酒と、住職手づくりの永平寺直伝ゴマ豆腐とで、お茶を飲んでいかれます。(私はずっとこたつにいて皆さんとお話をしております)
この日は1日中お寺参りですので、好きな時間におみえになって、お好きなように時間を過ごされるのですが、本年は、緩和ケア認定看護師・白砂麻里さんにお願いして、「余命3か月と言われて、何を大切にしたいか」という環境を想定したもしバナカードを使って、人生の価値観を具体的に考えてみるという時間を作って頂きました。

私も昨年11月に妻と二人で体験しましたが、カードに書いてある具体的な項目を選択していくなかで、限られた時間にできることは本当に少ない、というか無常を説く仏教の功徳はこういった視野からこそより輝く、更には、輝いてるなーとか二元的に見ているのではなく、その真っただ中に飛び込んでいかなければいけないのだ(仏道にしていくのだ)と痛感した次第です。

体験された檀家さんそれぞれ、感じることがあったと思いますが、私自身のこととして、必ず迎える「死」を受け止め、生きていく姿勢で共に歩んでいける僧侶でありたいと思います。

檀家さんや地域の方々の溢れんばかりの能力はまだまだはかりしれません。そんな皆様にお導きをいただきながら、今ある縁を深化し、共に歩んでまいりたいと思う、本年のお寺参りでした。

晋山結制無事円成

結制土地堂念誦

 

本則配役行茶

西堂・小坂機融老師(泉岳寺御住職・駒澤大学名誉教授)による従容録第4則『世尊指地』提唱

 

45名のお稚児さん

 

法螺貝で来山を知らせる

 

辞令拝受

 

首座をつとめたパトリック・樂禅・ハララン師(アメリカ・好人庵内)

 

総勢67名の随喜を賜りました

 

29世晋山結制にむけて

10月13~14日、29世新命の晋山結制が修行されます。

檀信徒が実行委員会を組織し、主体的に準備をすすめております。少子化の時代ながらお稚児さんも48名!!

ありがたいことです。

多くの方のお力添えを頂くなかで、一世一代の大行事が無事にととのいますよう、邁進したいと思います。

 

13日

14時30分   首座入寺式(しゅそにゅうじしき)

首座(修行僧のリーダー)が任命を受ける式。

15時00分   土地堂念誦(どじどうねんじゅ)

お寺の伽藍や土地をを守る仏さまへお参りします。

16時00分   本則配役行茶(ほんそくはいやくぎょうちゃ)

明日行う法戦式のテーマについてお話を頂戴し、お茶をいただきます。

 

14日

08時00分   稚児行列出発

白須上公民館から自元寺に向かいます。

08時20分   自元寺山門到着

08時30分   晋山式(しんさんしき)

新命住職が正式に自元寺に入山する式。

09時10分   晋山開堂(しんさんかいどう)

新命住職が須弥壇にのぼり、問答にこたえます。

10時00分   首座法戦式(しゅそほっせんしき)

首座が新命にかわって禅問答を戦わせます。迫力のある行事です。

法戦式終了後には西堂・駒澤大学名誉教授で泉岳寺ご住職・小坂機融老師よりご垂示(ご法話)をいただきます。

11時30分   開山歴住諷経(かいさんれきじゅうふぎん)

自元寺をひらかれた御開山をはじめとする28名の歴代住職へのお参りです。(27世・正道方丈は健在

です)

12時30分   檀信徒総回向(だんしんとそうえこう)

檀信徒各家のご先祖様への供養です。