【11・12月の坐禅会・ヨーガ講座(昼の部)・茶道教室 ご案内】

稲刈りが終わり、地域の風物詩となった「台ケ原宿市」も3年ぶりに開催され、大いににぎわいました。

11月に入ると、少し落ち着いた雰囲気となっている白州です。

さて、年末に向けての定例行事ご案内です。

 

 

【坐禅会】※予約不要

場所:自元寺本堂

日程:11月12日(土)、20日(日)、12月4日(日)、10日(土)

朝6時止静(しじょう・坐禅はじまり) → 30分ほどの坐禅 → 朝のお勤め(読経) → 小食(お粥の朝食) → 8時終了 (途中参加、退出も可能です)

参加費無料、持ち物不要です。動きやすい服装でお越しください。早朝の本堂は冷えますので、ひざ掛けなどの防寒の支度をしていただいてもよろしいかと思います。(3枚ほどの準備はあります)

初めての方は事前に連絡を頂きますとスムーズにご案内できます。

坐禅会がない日でも朝の坐禅・お勤めを皆さまに開放しております。

坐禅会の時間と異なります。住職が不在の日もごさいますので、お問い合わせいただいてから、ご参加ください。

解散後、Templemorning(おそうじ)の時間もございます。こちらもご自由にご参加いただけます。

【古式ヨーガ講座】※予約不要

場所:自元寺本堂

日程

午前の部:午前10時から、1時間半前後

11月11日(金)、25日(金)、12月9日(金)、23日(金)

夜の部は開催を見合わせております。

 

参加費無料。動きやすい服装でお越しください。

持ち物:ヨガマットか大きめのバスタオル

古式ヨーガは無理なポーズが少なく、初心者の方も体力に自信のない方も楽しんでいただけます。どなたもお気軽にご参加ください。

 

 

【茶道教室・Tera Cha】

11月4日(金)、18日(金)、12月はお問い合わせください。

13時半〜

お寺で肩ひじ張らずに、茶道に接してみませんか?

茶禅一味。

禅と茶道はとても密接なものです。

静かなお寺の境内で、やさしい先生ご指導の下、作法を学び、お抹茶と美味しい和菓子でひと時を過ごしましょう。

○参加費 2,000円(講師謝礼・お茶・和菓子代込)当日お支払ください。

○服装  自由ですが、白足袋か白靴下をご持参ください。足の悪い方はイスでもご参加いただけます。 

○講師  大澤由美子先生(表千家教授・北杜市・公案寺寺族)

 

 

 

※ご参加の際 ご協力いただきたい事※

・体温測定

・手洗い

・体調管理(ご家族に発熱している方がいる場合もご参加をお控えください)

自元寺でも、定期的に窓を開けて換気を行い、十分な間隔をとれるよう工夫し、皆様に安心してご参加いただけるよう留意してまいります。

どの行事もお寺の静かな環境で自分を見つめる充実した時間が過ごせます。皆さまとお会いできることを楽しみにお待ちしております。

 

 

 

お申し込み・お問い合わせは下記の連絡先(電話・ホームページのメッセージ)へお願い致します。

 

馬場美濃守信房公菩提所 白砂山自元寺

山梨県北杜市白州町白須1364

0551-35-2245(Fax兼)

✉ jigenji1570@outlook.jp

8月21日こども禅の集いを開催しました 

8月21日、お子さんを対象にした「こども禅の集い」を予定通り開催いたしました。

3年ぶりの禅の集い、当日は小学5年生から3歳まで10名の子ども達が参加。自元寺に子ども達の楽しそうな声の響く、よい一日となりました。

大人たちは、護持会青壮年部3名、保護者1名、樂禅師(アメリカ人僧侶)、自元寺山内から4名が参加いたしました。

大人も子供も楽しい夏の1日になりました。
まずは散策から。自元寺~白州小~花水の坂~湧水・わさび見学~赤坂~自元寺のコースで、1時間以上楽しみました。30度を超える暑い日でしたが、小さい子も皆よく頑張りましたね。

その後禅体験を行いました。10分の坐禅を2回、午前と午後にも行いました。お寺に来ることが初めてのお子さんも多い中、良く取り組めました。コツをつかめたのか、午後の坐禅体験では集中するのが上手になっていきましたね。写仏も皆真剣に取り組んでいました。

その後は、昼食づくりを行いました。メニューはみんな大好きなビーフカレー・ミニトマト・漬物・フルーツです。皆で楽しく食事を囲んだ後は、命を余さず頂く感謝の気持ちを込め、パンで食器をぬぐいました。

お楽しみのスイカ割りは大盛り上がり。皆たくさん食べましたね!合間には本堂で鬼ごっこなども。あんなにたくさん動いた後でも、スキマ時間で全力で遊ぶ子どもたちのパワーに大人たちは圧倒されっぱなしでした。

楽しいこともたくさん、真剣に取り組む時間もあり、メリハリのある時間になりました。

参加してくださった子どもの皆さん、お寺での楽しい思い出を持ち帰って、新学期も頑張ってくださいね。

さて、この催しは先代の住職が始めたもので、40年以上の歴史があります。今の形になったのは5年前です。
近年、少子化の影響で子どもの集まる機会が少しづつ少なくなっています。クラブ活動も制限され、さらにコロナが追い打ちをかけ、子どもたちが互いの家を行き来するということもかなり減っていると伝え聞いております。

そんな中、青壮年部の皆様と「子どもたちに何かできることはないか」と考えました。自元寺という、地域に根ざす寺院施設とコミュニティを活用しながら、子どもが主役の楽しい1日を企画してくださったのです。

青壮年部の皆様もお忙しい中、地域の子供たちのために手と目をかけてくださり本当にありがたく思います。

この土地で育つ子供たちが、地域の大人の温かさを感じられ、いつか次の世代にも、その温かさを繋いでいけたら嬉しいことだなと感じています。

8月1日 恒例のお墓参りを行いました。 

8月1日は毎年恒例の自元寺墓参りです。本年も滞りなく行い、自元寺住職含め5名の僧侶が読経をお勤め致しました。

お参りの方は、新しく出来た庫裡玄関で受付をし「南無釈迦牟尼」と書かれた小さな旗をお持ちになります。それぞれのお宅のお墓の掃除など準備を終えた後、墓前にてご家族と僧侶で読経を行いました。

当日は朝は早朝6時から、夕方は18時くらいまでお参りの方がいらっしゃいました。お墓参りの日は、いつもは静かな墓地も人の気配が絶えることがありません。線香の香りに包まれて、とても落ち着く心地よい空間となるのです。

家族連れやご夫婦、仕事前や仕事後にお参りにいらっしゃる方もおり、皆様がご先祖様との繋がりを大切に考えてくださることを感じ、嬉しく思いました。

当日は35度を超える猛暑日でしたので、皆様昼間の暑い時間帯はお参りを避けられたようです。朝の早い時間、夕方の涼しい時間帯が一番混み合いました。幸いにも雨が降ることもなく、午後には心地よい風が吹き、気持ちが良かったですね。

当日は庫裡が完成して初めてのお墓参りでしたので、庫裡の中を見学して帰る方も居られました。庫裏は、人と人との縁を結ぶ場としての役割を考えております。どなた様も気軽にいらしていただければと思います。

さて、お墓参りの際に皆様にお渡しする旗に書いてある言葉、「南無釈迦牟尼」にはどのような意味があるかご存じでしょうか?「南無」とは「帰依します」という意味です。帰依は(尊い存在に)すがる・ゆだねる等のニュアンスがあります。
「釈迦牟尼」は曹洞宗のご本尊でもある、お釈迦様の別の呼び方です。あわせると「お釈迦様に全てゆだねます」という表現なのですね。

一般の方は、南無が付く言葉では「南無阿弥陀仏」を思い浮かべる方が多いと思います。また、手塚治虫のマンガ、ブラック・ジャックはピンチの時に「南無三!」と言いますね。これはいずれも仏教用語がもとで「阿弥陀様に帰依します」「三宝(仏・法・僧)に帰依します」と言っているのです。

ではこの二つに対して「南無釈迦牟尼」がそれほど広く知られていないのは何故なのでしょうか。禅宗である曹洞宗の修行は坐禅が基本です。そのため、題目を繰り返し唱えることをしないからでしょう。

似たように見える言葉でも、扱い方も宗派それぞれの考え方が出るのは興味深いことだなと感じます。

参考

https://www.sotozen-net.or.jp/

https://www.sougi-sos.com/question/about-namushakamunibutsu

こども禅の集い~冬の段~無事終了

12月23日、多くの方のお力添えをいただくなかで、初めてのこども禅の集い~冬の段~、こども16名、大人8名のご参加にて、無事に終えることができました。

なかなか行われなくなった、杵と臼を使った餅つきや先代住職が主宰していた書道教室の道具を活かした書道のじかんなど、大人も子どもも楽しんで過ごせてもらえたこと、ありがたく思っています。

6年生が中学生になっても参加したい、といってくれたこと、これからの禅の集いを開催していくにあたり、大きな後押しをもらえた気がします。

年末の忙しい時間、ご加担頂いた有志の皆さま、ありがとうございました!

こども禅の集い~冬の段~ご案内

H30 子供禅の集い(冬) お知らせ

今年の冬より子ども禅の集い・冬の段が始まります。

 

坐禅や写仏、おもちつきや師範が指導する書道のじかんなど、冬休みの1日をお寺ですごしませんか?

おとな用の書道手本も用意してお待ちしております!

 

詳細は要項をご覧いただき、12月16日までにメール、ファックスなどにて自元寺までお申し込みください。

 

お待ちしております!

晋山結制無事円成

結制土地堂念誦

 

本則配役行茶

西堂・小坂機融老師(泉岳寺御住職・駒澤大学名誉教授)による従容録第4則『世尊指地』提唱

 

45名のお稚児さん

 

法螺貝で来山を知らせる

 

辞令拝受

 

首座をつとめたパトリック・樂禅・ハララン師(アメリカ・好人庵内)

 

総勢67名の随喜を賜りました