【4・5月坐禅会・古式ヨーガのお知らせ】

暖かくなって参りましたが、いかがお過ごしでしょうか。

新型コロナウイルスの影響が各所で出ておりますが、お彼岸をむかえて、お墓の掃除やお参りに来られる様子は例年とかわらないように見受けられます。
真摯なお姿に手が合わさります。

3月27日、31日の古式ヨーガ講座は中止とさせて頂きます。ご了承ください。

坐禅会・ヨーガ講座のご案内です。新年度、坐禅、ヨーガともに初めての方でも丁寧に説明いたしますので、どうぞお気軽にお越し下さい。
坐禅会は4月11日(土)、19日(日)、5月3日(日)、23日(土)、午前6時から、自元寺本堂にて行います。
30分ほどの坐禅、朝のお勤め(読経)、小食(お粥の朝食)、8時頃に終わりますが、途中参加、退出も可能です。
参加費無料、持ち物不要です。動きやすい服装でお越しください。
初めての方は事前に連絡を頂きますとスムーズです。

古式ヨーガ講座・昼の部は4月10日、24日、5月8日、22日となります。
第2、4金曜日、午前10時から、1時間少々のヨーガの後、茶話会となります。
ヨーガ・夜の部は4月14日、28日、5月12日、26日です。第1、3、5火曜日(月2回)の午後7時半からです。1時間半ほどのヨーガを行います。
参加費無料、動きやすい服装で、ヨガマットか大きめのバスタオルをご持参ください。
坐禅会、古式ヨーガ講座ともに、お問い合わせもお気軽に。
お待ちしております。

馬場美濃守信房公菩提所
白砂山自元寺
山梨県北杜市白州町白須1364
0551-35-2245(Fax兼)

3月20・ 23日は「みんなのテラコヤ」へ!

3月20日(金・祝)と3月23日(月)「みんなのテラコヤ」を開催いたします。自由な時間に来て、自由に過ごせ、自由な時間に帰れる、ゆるやかな空間です。
(Wi-Fi、電源利用できます)
お仕事をしたい人、読書をしたい人、色々な世代の人と話がしたい人、子育て中の人、どなたでもおいで下さい。

23日はイベントも企画しております!
「こんなことがやってみたい!」方、ぜひお声かけ下さい。

◆1日の流れ

□20・23日共通

8:00~10:00 
お寺の朝のお勤め『temple morning』
みんなでお寺を丁寧に掃除をして、坐禅(ざぜん)もおこないます。

10:00~17:00 
お寺で自由に過ごせます。

□3月23日のみ開催

13:00~
【こども・ママ向け インターネット&デジタルスクール】
ITが使えると、生活がもっと楽しくなります。

13:30~15:30  
【いきいき音楽カフェ】
歌を歌って、お茶を飲んで楽しみましょう!年齢、性別、問いません。歌が好きな方はどなたでもご参加ください。予約も不要です。


18:00~21:00
【第4回 地元の野菜を精進料理でいただく会】
毎回ご好評をいただいております、地元野菜を使った精進料理をいただく会です。
要予約。

<<23日イベント詳細>>

【いきいき音楽カフェ】

https://morinoongaku.net/livelymusiccafe/より)

「最近歌ってないな」「家だと大きな声で歌えない」「声が出にくくなった」「一人暮らしで、人と話すことが減った」そんな方にお勧めです。

歌は童謡、昭和歌謡など懐かしいものを歌います。
発声練習や脳トレ、ミニコンサートもあります「人前で歌うのが恥ずかしいな」という方も楽しんでいただけると思います。ぜひお知り合いにもお勧めしてくださいね。

持ち物はお好きな飲み物やお茶菓子。お気持ちで寄付をいただけますと嬉しく思います。

交通手段がない方、運転するのがちょっと不安な方、「メンキョイラズ」もご活用ください。(送迎の助け合い活動です。)

【第4回 地元の野菜を精進料理でいただく会~自元寺住職の山崎さんから精進料理の心を学ぶ~】

毎回ご好評をいただいております、地元野菜を使い、曹洞宗の作法にのっとって精進料理をいただく会です。
今回も調理からご参加いただけます。お手伝い下さる方は、16時頃いらしてください。
(1月の様子)

 食材の準備等ありますので、事前にご予約をお願い致します。

ご予約はFB,精進料理をいただく会
または自元寺(TEL:0551-35-2245   FAX: 0551-35-2245  MAIL:info@jigen-ji.jp)にご連絡ください。

■お一人様500円程度、材料費のご寄付をお願いいたします
■持ち物:お茶碗、おわん、小鉢、お箸

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主催、調理、献立づくりと大活躍の輿石麻帆さんより、2月の精進料理の会のご感想をいただきましたので、ご紹介します。今回も楽しくおいしく学べました。

「本日の精進料理の会は10名の皆様とご一緒に楽しみました^ ^今回は参加者の皆様にサツマイモ、小松菜、ほうれん草、玄米、かんぴょう、人参、ジャガイモをお持ち寄りいただき、献立が決まりました😋…
皆様ありがとうございます!

本日の献立はこちら▽
・玄米とジャガイモ、ゆかりのご飯
・サツマイモと小松菜と人参のお味噌汁
・椎茸と昆布、人参とかんぴょうのきんぴら
・ほうれん草の海苔巻き
・白菜のお漬物
・大根ピクルス

最後の写真は残飯の量です。

食材を最後まで頂くため、生ゴミとなる部分は最小限です。

――

食事の前に
「五観の偈(ごかんのげ)」という精進料理の心使い(お作法)を読むのですが、今日は四つめがすごくすっと、心に入ってきたので紹介します。

「四つには正に良薬を事とするは、形枯を療ぜんが為なり。」

意味:「薬は甘苦によって増減してはいけない。日々の食物は、この生命を支えるためにあり、美味・不味・好き嫌いの心を離れていただきましょう。」

とても簡単に訳すと、

薬は苦い、まずいによって摂らない、というものではないと同じように、食材は私たちの命を支えるためにあるので、好き嫌いせずにいただきましょう。

ということです。

「その時の美味しいものを食べてれば病気になんかならなんよ」とおばあちゃんがよく言っていたことを思い出しました。
旬のお野菜にはその時期に私たちの体に必要な栄養素をたっぷりと蓄えていて、それを頂くことで元気でいられる。

今ではスーパーに行けば有難いことに1年中、いろんなお野菜が手に入ります。

だけれどもお野菜には「旬」があって、自然の恵みの中で四季に合わせて、美味しい食材ができるのが本来の姿ですよね。

「その時々の美味しいもの」を頂くことで元気に過ごせることができるし、その時が一番!を楽しみながら頂くことが一番最高なのだよなぁ、とまた思いました^ ^

こんなに近くに美味しい食材が手にはいる環境に感謝して、また来月の精進料理の会も楽しいお食事の時間にできたら、と思います😀」

沢山の皆様にご協力いただき、今回も楽しいテラコヤになりそうです。ぜひ皆さまおいで下さい。参加費は無料です。お気持ちで寄付をいただけますと、活動が続けられますのでご協力をお願いいたします。

「お花まつり・大般若会・お話しを聞く会」のお知らせ

お花まつり・大般若会・お話しを聞く会のお知らせです。
自元寺では、沢山の方においでいただけるよう、4月4日、土曜にお祝いいたします。
白州の桜には少し早いですが、うららかな春の一日、ご家族皆さまで、お寺で過ごしませんか? 

■スケジュール
令和2年4月4日(土)

11:30 お弁当
※お弁当は申込制です

12:00 法話

13:30 お花まつり

14:00 大般若会

14:45 仏ーキ(ホットケーキ)配布

ご祈祷札やお弁当のお申込みは、電話・メールでお問い合わせください。
ご希望の方には甘茶を無料配布しますので、容器をご用意ください。

問い合わせ先:
【電話】0551-35-2245
【メール】jigenji1570@outlook.jp

■行事の詳細

◇特派布教師による法話 講師:北村学爾 
今年もおいでいただきます。ご聴講いただいた方から「大変楽しく、良いお話が聞けた」とご好評をいただいております。
特派布教師とは、禅師様の名代として全国を回り、仏教の話をどなたにも分かりやすく教えてくださる、法話のプロフェッショナルです。檀信徒の方はもちろん、あまり仏教に触れたことがない方にこそ、お聴きいただきたく思います。仏教がより身近に感じられますよ。

◇大般若会 法要
皆様が1年間健やかに過ごせるよう、お祈りいたします。普段より華やかな法要の様子をご覧いただけます。(昨年の様子は自元寺Facebookよりご覧下さい)
祈供養札をご希望の方は、お問い合わせください。

◇境内で採れた、甘茶でおもてなし
お釈迦さま誕生像にかけてお祝いします。
甘茶は、お釈迦様のお誕生を祝い、龍が降らせた甘露の雨を表しています。
お花まつりには欠かせない甘茶。自元寺では、境内で採れたものを使います。漢方薬の一種でもあります。ご希望の方にはお分けいたしますので、容器をご持参ください。

◇仏ケーキ(ほっとけーき)でおもてなし
くすっと笑みがこぼれる、「ほっと」できる「ほとけ」の「ケーキ」です。
あたたかい気持ちでお召し上がりください。

お花まつりは、お釈迦様誕生像が鮮やかな花で飾られます。お誕生祝いにふさわしく、華やかで春らしい行事です。

いつも自元寺のためにご協力くださる、檀信徒の皆さま。
ご近所の皆さま。
仏教にご興味のある方。
白州のことをもっと知りたい方。
イベントで自元寺を知った方。
春休みに子どもとお出かけしたい方。
御朱印集めが趣味の方。
ホームページを見てご興味を持たれた方。

どなたもおいでいただければと思います。
春の白州、観光の途中にも、ぜひお立ち寄りください。

リピーター多数!第2回「地元の野菜を精進料理でいただく会」

去る1月20日、第2回目となる精進料理の会を開催いたしました。

今回も、地元農家さんから貴重な作物をいただきました。
小淵沢・今井農園さんより、日本百名水から水を引いたおいしいコシヒカリ
韮崎・ヨダファームさんから、甘みの強い、珍しいビーツを頂きました。
ありがとうございます。

第1回目の会のアンケートで、「作り方を知りたい」とのお声をいただきましたので、今回はご希望の方に調理から参加していただきました。材料の命を活かしきる事、感じていただけましたでしょうか?
調理の際には「喜心、老心、大心」という三つの心が大切といわれております。詳しく知りたい方は、ぜひ調理にもご参加ください。作る人と食べる人の、心遣いのやり取りがあることを感じていただけると思います。



今回のメニューです。

*ビーツの葉の炊き込みご飯
*ごぼうと人参のお味噌汁
*里芋の煮っころがし
*白菜のお漬物
*揚げ出し豆腐 ごぼうときのこのあんかけ


今回は「ビーツの葉の炊き込みご飯」が人気でした。たっぷりの昆布だしを使って炊いていただきましたので、うまみの濃いおいしいご飯になりました。

皆様からご感想もいただきましたので、ご紹介いたします。

・前回参加し、美味しかったため。(←嬉しいです!)
・全ての食材は平等である、人を思う。
・季節で違うメニューを楽しみながら「食べる」を大切に思い、
シェアする場がとても良いと思います。


今回も、メニュー作成、調理と輿石真帆さんに大活躍していただきました。
輿石さんの感想も素晴らしいので、一部お伝えします。


・今回は初めて参加者と一緒に調理をしましたが、一緒に調理することで「その食材を最後まで頂くこと」を実感していただいたようです!
・私も山崎さんから教えて頂いたことを参加者さんに教えながら一緒に調理することができ、学びが深まった感じですごくよかったです!
・定期開催してほしい、とのお声がでて嬉しかった!開催の意義を感じました!

輿石さん、本当にありがとうございました!



学びの場でもありますが、何より、手のかけられたおいしい料理を食べながら色々な人と繋がれる、楽しい場です。ぜひ広い世代の方にご参加いただけたらと思います。

次回は2月17日に予定しております。
詳細が決まりましたら自元寺Facebookにも掲載いたします。
今回の料理もご覧になれますので、ぜひクリックしてください。

Tera cha@自元寺#8

お寺で肩ひじ張らずに、茶道に接してみませんか。

2月7日(金)13時半から2時間ほど、自元寺客殿・三宝閣で行います。

第8回となりますが、初めての方でもご参加いただけます。

茶禅一味。
禅と茶道はとても密接なものです。

静かなお寺の境内で、やさしい先生ご指導の下、作法を学び、お抹茶と美味しい和菓子でひと時を過ごしましょう。

参加費 2,000円(講師謝礼・お茶・和菓子代込)当日お支払ください。

服装  自由ですが、白足袋か白靴下をご持参ください。足の悪い方はイスでもご参加いただけます。 


講師  大澤由美子先生(表千家教授・北杜市・公案寺寺族)

参加希望の方は、イベント参加ボタンを押すか、自元寺にお申し込みください。諸準備の都合上、開催前日に締め切りとさせて頂きます。
(0551-35-2245・FAX兼)

Tera cha@自元寺#7も1月31日13時半から開催予定です。

【2・3月坐禅会・古式ヨーガのお知らせ】

新年を迎えて、いかがお過ごしでしょうか。
暖かい今期の冬ですが、今日の白州は雪予報です。


様々なご縁がつながって、こども禅の集いや茶道や精進料理、コワーキングスペースなど、活動が広がっております。ありがとうございます。


その根幹となる坐禅会・ヨーガ講座のご案内です。
坐禅、ヨーガともに初めての方でも丁寧に説明いたしますので、どうぞお気軽にお越し下さい。


坐禅会は2月8日(土)、23日(日)、3月は7日(土)、29日(日)、午前6時から、自元寺本堂にて行います。
30分ほどの坐禅、朝のお勤め(読経)、小食(お粥の朝食)、8時頃に終わりますが、途中参加、退出も可能です。
参加費無料、持ち物不要です。動きやすい服装でお越しください。
初めての方は事前に連絡を頂きますとスムーズです。

古式ヨーガ講座・昼の部は2月14日、28日、3月13日、27日となります。
第2、4金曜日、午前10時から、1時間少々のヨーガの後、茶話会となります。
ヨーガ・夜の部は2月4日、18日、3月3日、17日です。第1、3、5火曜日の午後7時半からです。1時間半ほどのヨーガを行います。
参加費無料、動きやすい服装で、ヨガマットか大きめのバスタオルをご持参ください。
坐禅会、古式ヨーガ講座ともに、お問い合わせもお気軽に。


お待ちしております。

 


馬場美濃守信房公菩提所
白砂山自元寺
山梨県北杜市白州町白須1364
0551-35-2245(Fax兼)

令和二年も 集まれ!「みんなのテラコヤ」

1月17日(金)と1月20日(月)「みんなのテラコヤ」を開催いたします。10月から始まったお寺での学び合いの場。
自由な時間に来て、自由に過ごせ、自由な時間に帰れる、ゆるやかな空間です。(Wi-Fi、電源利用できます)
坐禅を体験してみたい人も、仕事をしたい人も、試験勉強をしたい学生さんも、子育て中の親御さんも、どなたでもご参加ください。
普段は違う環境にいる人たちが集まる機会ができたことで、新しい企画や繋がりが産まれています。今回も楽しそうな企画が集まりました!こんなに沢山のことが1日で学べる機会はめったにありません。講師の皆さま、ありがとうございます。他にも「こんなことをやってみたい」があれば、ぜひ皆様もお声かけください。

◆1日の流れ
8時~10時 お寺の朝のお勤め『temple morning』
みんなでお寺を丁寧に掃除をして、坐禅(ざぜん)で自分を見つめる。
すっきりとした気持ちで1日をはじめましょう!集中力も高まります。

10時~17時  自由時間 
お寺で自由に過ごせます。企画も盛りだくさんです。
「みんなでこんなことをやってみたい」という企画や、「こんなことを教えられる」という学び、または「こんなことを教えて欲しい」というご要望があれば、お声がけください!

□1月20日のみ開催
18:00~21:00
【地元の野菜を精進料理でいただく会~自元寺住職の山崎さんから精進料理の心を学ぶ~】

修行中の僧が食べる普段の食事です。派手さはないかもしれませんが、北杜の野菜のおいしさと、食の大切さを感じられると、参加者の皆さまからご好評いただきました。曹洞宗では食事も大切な修行の一つです。ぜひ作法も含め、ご体験ください。(要予約)

精進料理の会の詳細はこちらをご覧ください。
https://www.facebook.com/events/458647388174618/

前回の開催の様子です。
https://jigen-ji.jp/291/

◆開催日
1/17(金)、1/20(月)

◆参加費
参加費や利用料は特に決めていませんが、500円~1000円くらいの寄付をしていただけると嬉しいです。
※自元寺の檀家さんは寄付も不要です。
ご参加お待ちしております。

【12・1月坐禅会・古式ヨーガのお知らせ】

甲斐駒ヶ岳も雪をかぶり、雄大な姿となっています。白州もいよいよ冬本番です。

坐禅、ヨーガともに初めての方でも丁寧に説明いたしますので、どうぞお気軽にお越し下さい。

坐禅会は12月8日(日)、14日(土)、1月は18日(土)、26日(日)、午前6時から、自元寺本堂にて行います。

30分ほどの坐禅、朝のお勤め(読経)、小食(お粥の朝食)、8時頃に終わりますが、途中参加、退出も可能です。
参加費は無料、持ち物不要です。動きやすい服装でお越しください。
初めての方は事前に連絡を頂きますとスムーズです。

古式ヨーガ講座・昼の部は12月6日、20日、1月10日、24日となります。
第2、4金曜日、午前10時から、1時間少々のヨーガの後、茶話会となります。

ヨーガ・夜の部は12月14日、21日、1月14日、28日です。第1、3、5火曜日の午後7時半からです。1時間半ほどのヨーガを行います。※12月10日は休講です。

参加費無料(お気持ちはお賽銭にて)、動きやすい服装で、ヨガマットか大きめのバスタオルをご持参ください。

坐禅会、古式ヨーガ講座ともに、お問い合わせもお気軽に。
お待ちしております。

馬場美濃守信房公菩提所
白砂山自元寺
山梨県北杜市白州町白須1364
0551-35-2245(Fax兼)

北杜の野菜を精進料理でいただく会」ご好評をいただきました。

先日行いました「北杜の野菜を精進料理でいただく会」
ご参加いただいた皆様から感想をいただきましたので、一部ご紹介いたします。

「本当の精進料理の由来が知ることができてよかった」
「お皿を持ち、支えて食1つ1つ器と手にとって食べるだけで、いつもよりゆっくりと素材を感じながら食べれた」
「ゆっくりと感謝しながら食べることを改めて思った」

16名もの方に精進料理を体験していただけたことはもちろんですが、「食事を大切にする」ことの意味を皆さんが自然と感じてくださり嬉しく思います。

今回のイベントの中心となり、活躍してくださった輿石真帆さんからの感想もお伝えいたします。本当にありがとうございました。

「本日は精進料理の会、ありがとうございました!私自身も作ることから教えて頂き、 参加の皆様と精進料理をいただく時間を共有できたこと、とても勉強になりました。 精進料理の会は 毎日の食事では難しくても、たまにはゆっくり、素材や命をいただくことに気持ちを向ける、そんなきっかけとなる会となっていくことができる、と思いました。」

精進料理は、作ることも大切な修行の一つです。輿石さんにはより深く精進料理について体験していただけました。

今回のメニューはこちらです。
旬を迎えて甘くおいしい、大根や蕪や白菜などを使いました。

大根と油揚げの炊き込みご飯
大根とかぼちゃのお味噌汁
昆布と野菜のきんぴら
白菜と株の浅漬け
ハヤトウリの漬物
しいたけの甘煮

炊き込みご飯が人気でした。

ここで、精進料理について少しお話いたします。
精進料理と聞いて、どんなものをイメージしますか?
「植物性の食材だけを使ったものが精進料理」と思われていた方も多いかもしれません。

先日の記事でも申し上げましたように、精進料理は、技術はもちろんですが精神性、考え方に重きをおきます。食物=いのちであり、それを根底に置き、食材、料理やお給仕、食事作法を通じた在り方が重要なのです。

今回体験していただいた、食べるための作法。これは『赴粥飯法(ふしゅくはんぽう)』と言います。

「大に攪き及び飯食を歠りて聲を作すことを得ざれ(音を立てて食べない)」
「汚たる手もて食を捉ることを得ざれ(汚れた手で食事をしてはいけない)」
といった、現代の食事マナーにも通じるものもありますが、もっと細かい所まで決まりがあります。例えば、お椀を持つ位置や、その時の手の高さや向きにまで決まりがあるんですよ。

これは、食材(=命)や手間暇をかけて食事を作ってくれた人に対して、食べる側も相応の敬意を払うべきという考えからきております。完成された美しい所作です。

現代は簡単に食べられるものにあふれています。
テレビを見ながら、スマホを眺めながら、食事を何気なくとってしまう時もあるでしょう。忙しすぎて、食事が全ての後回しになってしまう日もあるでしょう。そんな時代だからこそ、食を大切にすることや、その食材がどこから来たのか。食事が目の前に届くまで、どれほどの人の手がかけられたのか。おもいを馳せる時間を持つことも良いのではないかなと思います。

次回「北杜の野菜を精進料理でいただく会」は令和2年1月20日(月)を予定しております。みなさんの「アクション」につながる行事を、ともに修行できるよう、諸準備して参ります。

【精進料理をいただく会 20191125】

16名という多くの皆さまがご参加くださり、寺子屋主催メンバー、とくに輿石真帆さんには、告知から食材調達、調理、かたづけまで、陰に陽に、中心となって下さいました。ありがとうございました。


精進料理は、技術はもちろんですが精神性、考え方に重きをおきます。
食物=いのちであり、それを根底に置き、食材、料理やお給仕、食事作法を通じた在り方が重要です。


私自身、永平寺に身を置きながら、4年目になるまで気づかなかったという自戒の強い体験であり、尊敬する指導者からの大切な教えのひとつです。
料理自体はこの時期、山梨の田舎にはある野菜と一般家庭にある調味料を使って、真帆さんが作ってくれました。


おもてなしのお膳ではなく、修行僧が日常的に食べているものです。
限られた食材で、誠心誠意いのちを活かしきれるよう、調理した料理で、一般的な視野でみれば決して豪華とは言えないかもしれませんが、「食材と向かい合えた」、「食材の味が感じられた」という声が聞かれたことは、精進料理の在り方に共感していただけた、と嬉しく思っています。


これからもみなさんの「アクション」につながる行事を、ともに修行できるよう、諸準備して参ります。


忌憚ないご意見など、引き続きよろしくお願いいたします。