人生の中でも大きな意味をもつ葬儀。
「寺院葬」という選択肢があることをご存じですか?
「寺院葬」とは、葬祭専用のホールではなく、菩提寺の本堂で通夜や葬儀を行うことです。自元寺では「寺院葬」を行うことができます。
菩提寺で葬儀を行う最大のメリットは
「格調高く、荘厳な雰囲気の中で葬儀を行える」
ことです。もともと本堂は祈りの場として作られておりますので、長い歴史を感じる本堂の厳かな雰囲気の中で、ご本尊様に見守られながら故人をお送りできます。菩提寺には代々のご先祖様も祀られておりますので、ご先祖様から連綿と続くつながりもより強く感じていただけることと思います。
実際に寺院葬を選ばれた喪主様やご親族様方からも「心を落ち着けることができ、本堂での葬儀は想像以上に良かった。」とのご感想をいただいております。
もちろん葬祭専用ホールでの葬儀にも良い点はあります。たくさんの方が参列される場合や、遠方からいらっしゃる参列者が多い場合、駐車場が広いことやアクセスがしやすい場所にあることも大事になってくることでしょう。葬儀と同時に会食なども行うときは、サービスの良さも大切とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
ですが葬儀で本当に心に残るのは、サービスの良さや駐車場の広さではなく「大切な故人を、最大限尊重して送ることができた」という想いではないかと感じております。荘厳な雰囲気の中で執り行う菩提寺での葬儀では、それをかなえられるのではないでしょうか。
また、寺院葬では葬儀後ホールから菩提寺までの移動をしなくて良いこともメリットです。昨今の社会情勢を踏まえますと、お年を召したご親族がいたり持病をお持ちだったりなどの理由で「葬儀には出席したいけれどできるだけ移動や他人との接触を減らしたい」とお考えの方もいらっしゃることでしょう。そのような方にも良い選択肢となるのではないでしょうか。
15~20年前くらいまではお寺や自宅でお葬式をするのがごく普通でした。それがホール葬に替わり、最近再び寺院葬が注目されてきているのです。これはサービスとしての満足度の高い葬儀ではなく、本来の見送りの形が良いと考える人も増えてきているのかもしれないな…と感じております。
菩提寺での「寺院葬」をぜひ葬儀の選択肢の一つとして、お心にとどめてください。
自元寺では指定の業者はありませんが、業者によって予算や内容も広く異なります。場合によってはホール葬や自宅での施行をおすすめすることもございます。葬儀の詳しい流れなどについても、お気軽にご相談ください。